「オリコン上半期ランキング 2024」が10日に発表され、ロックバンド・Mrs. GREEN APPLEが、「アーティスト別セールス部門 デジタルランキング」で1位を獲得した(オリコン調べ・集計期間:2023年12月25日~2024年6月17日)。
Mrs. GREEN APPLEは、デジタル(デジタルシングル・デジタルアルバム・ストリーミング)の総売上金額で30.7億円を記録。オリコン上半期ランキング全部門を通じ、自身初の1位獲得となった。
30.7億円の内訳は、95.6%(29.4億円)がストリーミング、3.3%(1.0億円)がデジタルシングル、1.1%(0.3億円)がデジタルアルバムとなっており、ストリーミング再生数が大きく牽引しての1位獲得となった。
期間内売上の95.6%を占めるストリーミングの中でも、ドラマ『日曜の夜ぐらいは……』主題歌「ケセラセラ」は、2023年5月8日付「オリコン週間ストリーミングランキング」に初登場13位にランクイン。その後も好順位をキープし、初登場から6月17日現在まで59週連続TOP30入りを記録している。なお、6月25日に発表となった「オリコン上半期ランキング 2024」、「作品別売上数部門」の「ストリーミングランキング」では期間内再生数1億6,945.4万回(169,453,627回)で6位にランクイン。
また、2022年5月に配信開始した「ダンスホール」も好調。2022年6月6日付の「オリコン週間ストリーミングランキング」で初登場43位にランクインした後、徐々に順位を上げ、2022年8月1日付では4位にランクイン。さらに今年2月19日付の同ランキングで累積再生数4億回を突破した。「オリコン上半期ランキング2024」、「作品別売上数部門」の「ストリーミングランキング」でも期間内再生数1億982.3万回(109,822,690回)で11位にランクインした。
さらに同上半期ランキングにおいて、「Soranji」が13位、「Magic」が17位にランクインするなど、Mrs. GREEN APPLEの10作品がTOP50入りを果たし、同ランキングにおける「TOP50入り作品数」1位を記録。これらのストリーミング再生数が大きく牽引してデジタルの売上を積み上げ、「アーティスト別セールス部門」の「デジタルランキング」1位獲得となった。
コメントは以下の通り。
Mrs. GREEN APPLE
全員:こんにちは! Mrs. GREEN APPLEです!
大森元貴:この度、「オリコン上半期ランキング 2024」において、 Mrs. GREEN APPLEが「アーティスト別セールス部門」の「デジタルランキング」で1位を獲得しました! ありがとうございます!
*藤澤涼架&若井滉斗:ありがとうございます!
大森:たくさんの方に楽曲を聴いていただき嬉しいです。ありがとうございます。
――「オリコン上半期ランキング 2024」において「アーティスト別セールス部門」の「デジタルランキング」で1位を獲得されました。上半期ランキング全部門を通じて、自身初の1位となりますが、受賞の感想をお聞かせください。
若井:光栄です。嬉しいですね。
大森:たくさんの方が僕たちの楽曲を聴いてくださっているようで……本当にありがとうございます。
――総売上金額の90%以上がストリーミングが占め、「ケセラセラ」や「ダンスホール」の再生数が牽引して同ランキング1位獲得となりました。その「ケセラセラ」に込められた思いを教えてください。
大森:「ケセラセラ」は“なるようになる”というスペイン語から来ています。“なるようになる”とずっと歌っている曲ではあるのですが、いろいろな局面で我々もこの楽曲に助けられております。この楽曲が多くの方に届いたんだなというふうに思い、大変嬉しい気持ちでいっぱいです。10年後? 何十年後? になるかはわからないですけれど、またこの曲が僕たちに色々と教えてくれるんだろうなというふうに思っております。
――2022年5月に配信された「ダンスホール」は2月19日付「オリコン週間ストリーミングランキング」で自身初の累積再生数4億回を突破するなど長きにわたって愛される楽曲になっています。本作に対する思い入れなどがあれば教えてください。
大森:「ダンスホール」が2月19日付「オリコン週間ストリーミングランキング」で累積再生数4億回を突破したそうです。長く愛される楽曲になっているということで……「ダンスホール」に対する思い入れはどうですか?
若井:(2022年の活動再開後の)フェーズ2が開幕してからすぐにリリースした楽曲ですね。
藤沢:ミュージックビデオでは僕たちもダンスを踊っています。たくさんのシーンで思い出を作ってきた楽曲になっていますね。
――2024年上半期の音楽活動を振り返っていかがでしょうか。
大森:2024年の上半期の音楽活動を振り返っていかがですか?
若井:今年の上半期はライブをたくさんしたね。
大森:確かに。ファンクラブツアー『Mrs. GREEN APPLE 2023-2024 FC TOUR “The White Lounge”』から始まりましたね。その他にも対バンライブがあったりとか。下半期にはスタジアムライブが控えていたりとか……定期公演が控えていたりとか。上半期を振り返るというか、もう2024年を振り返れる気がしますね。
若井:2024年はライブをたくさんやってますね。
――Mrs. GREEN APPLEでの活動を通じて、叶えていきたい目標などがあれば教えてください。
大森:Mrs. GREEN APPLEの活動で今後叶えていきたい目標とかどうですか?逆に僕は2人のこういうのを聞いたことがない! こういった場で話す機会、2人ともなかなかないと思うので言っちゃってください!
若井:色々なところでライブをしたいなと思いますね。
大森:まだまだ日本でも行けていないところがありますよね。(藤澤)りょうちゃんどうですか?
藤沢:本当に色々なところに行きたいなと思っています。今回ありがたいことに「アーティスト別セールス部門デジタルランキング」で1位をいただきましたが、まだまだMrs. GREEN APPLEと出会っていないよという 方々にたくさん音楽を届けていきたいなと思っています。
大森:まだまだやれていない会場もそうですし、規模的にも大きいライブをやりたいなとも思っています。多くの方が見ていただけるようなものをたくさん作っていけたらいいなというふうに思っております。
――最後に、作品を手に取ってくださった方、Mrs. GREEN APPLEを応援している方に向けて、メッセージを一言お願いいたします。
大森:楽曲を多くの方に聴いていただき、このような賞をいただくことができました。変わらずに楽曲を作っていき、真摯に届けていけたらなと思っておりますのでたくさんの楽曲を聴いていただけたらなというふうに思っております。
全員:以上、Mrs. GREEN APPLEでした!
【編集部MEMO】
Mrs. GREEN APPLEは、大森元貴(Vo/Gt)・若井滉斗(Gt)・藤澤涼架(Key)からなるロックバンド。2013年に結成され、2015年にメジャーデビュー。2020年に“フェーズ1完結”を宣言し、活動休止を発表。2022年に“フェーズ2開幕”として活動を再開した。