JR東日本首都圏本部は9日、山手線を1周する池袋駅発着の観光列車「東京まるっと山手線」の第2回を8月17日に運行すると発表した。今回は1日2本(午前コース・午後コース)の運行を予定している。

  • 山手線のE235系を使用し、池袋駅発着の観光列車「東京まるっと山手線」を運行

「東京まるっと山手線」は、山手線に乗務している運転士と車掌が企画した観光列車で、今年3月に実施した第1回の運行が好評だったという。ゆっくりとしたスピードで走るE235系の貸切列車に乗って山手線を巡り、車窓と山手線沿線の観光案内、駅と鉄道の設備紹介、山手線の歴史など、現役の山手線車掌が案内する。参加者特典として、乗務員のデザインによる「オリジナル電車カード」「オリジナルパンフレット」がプレゼントされる。

当日(8月17日)は池袋駅のメトロポリタン口(改札外)に集合(エレベーター利用の場合は池袋駅南口集合)。午前コースの受付は10時から10時30分まで。池袋駅を10時55分頃に発車して山手線を1周し、池袋駅へ12時1分頃に到着する。午後コースの受付は13時40分から14時10分まで。池袋駅を14時35分頃に発車して山手線を1周し、池袋駅へ15時41分頃に到着する。午前コース・午後コースの内容は同じで、乗降可能な駅は池袋駅のみとなる。

  • 現役の山手線乗務員が案内する(イメージ)

募集人員は各コース270名。7月17日15時から、通販サイト「JRE MALLチケット」で販売する予定となっている。販売額は中学生以上2,000円・こども1,000円(小学生以下)。小学生以下のみの乗車はできず、18歳以上の保護者同伴が必要とのこと。