SalesNowは7月9日、東京都に本社を置く上場企業の平均年収ランキングを発表した。調査は2023年4月~2024年3月、国内540万社の企業情報を網羅したデータベース「SalesNow DB」をもとに行われた。

  • 東京都 平均年収ランキング

第1位は「M&Aキャピタルパートナーズ」だった。中堅・中小企業を対象とした完全独立系のM&A仲介サービスを提供する企業。基本合意までは報酬が発生せず、手数料も業界内では低く設定してあるのが特徴。検討初期から成約まで専任のコンサルタントが担当するのも特徴だという。

第2位は「光通信」だった。継続的な収入がある事業(ストックビジネス)を軸に、電力、宅配水、通信回線、保険などの事業を展開している企業。事業で生み出したキャッシュをもとに、投資やM&Aも積極的に行っている。

第3位は「三菱商事」。三菱グループの大手総合商社で、五大商社と呼ばれる企業の1つ。事業領域は、石油やLNGなどのエネルギーをはじめ、マテリアル、金属、社会インフラ、モビリティ、食品産業など幅広く、世界中で展開している。

第4位は「ヒューリック」。賃貸事業を中核に不動産ビジネスを手掛ける企業で、東京23区を中心とした駅至近の好立地に、オフィスビルや商業施設等を数多く保有している。「3K(高齢者・健康、観光、環境)ビジネス」も手掛けている。

第5位は「三井物産」。三井不動産・三井住友銀行と並ぶ「三井新御三家」の1つで、5大商社と呼ばれる総合商社の1つでもある大手企業。金属資源、エネルギー、プロジェクト、モビリティ、化学品など、数多くの分野で事業を展開している。