マイボイスコムは2024年6月1日~7日、「免疫力」に関するインターネット調査を実施した。対象となったのはMyVoiceのアンケートモニターで、回答者数は9,357名であった。
向上したと感じると回答した人(向上した」「やや向上した」と回答した人)は約9%であった。若年層に高い傾向があり、10・20代では約26%であった。また、低下したと感じると回答した人(「低下した」「やや低下した」と回答した人)は約34%であり、女性70代で4割強みられた。「変わらない」と回答したのは56.7%であり、男性30~50代でやや高くなっていることがわかった。
「疲れやすい、だるい」と回答した人は32.8%、「風邪や病気の治りが悪い」「肌が荒れる・かゆみ・湿疹など」「ケガの治りが悪い」と回答した人は14~16%であった(複数回答)。「疲れやすい、だるい」の回答は女性が4割強と高く、男女差が大きくなっていることがわかった。また、「風邪をひきやすくなった、ウイルスに感染しやすくなった」「肌が荒れる・かゆみ・湿疹など」「落ち込む、イライラする、精神的な不安定」の回答は女性若年層、「風邪や病気の治りが悪い」の回答は女性30~40代で割合が高くなっていることがわかった。
「健康維持・向上のため」と回答した人は53.4%、「風邪やインフルエンザの予防」「新型コロナウイルスの予防」「病気の予防や早期回復をしたい」と回答した人はそれぞれ20%台であった(複数回答)。また、「5年前より免疫力が低下したと感じる」と回答した層では、「健康維持・向上のため」に続いて、「疲れやすい、だるさを感じる」「心身の衰えを感じる」と回答した人が多かった。
免疫力向上のために行っていることとして、「バランスのよい食生活」と回答した人は41.3%、「腸内環境を整える」「手洗い・うがいをする」と回答した人はそれぞれ3割強、「適度な運動」「なるべく動いたり歩いたりする」と回答した人は各3割弱であった(複数回答)。また、「バランスのよい食生活」「身体を温める・冷やさない、血流をよくする」「手洗い・うがいをする」の回答は、女性の割合が高くなっていることがわかった。
免疫力向上のために食事・飲食物で気を付けていることとして、「栄養バランス」「一日三食食べる」と回答した人は4割前後、「発酵食品を摂取する」「乳酸菌を摂取する」「食物繊維を摂取する」と回答した人は各3割弱であった(複数回答)。また、「5年前より免疫力が向上したと感じる」と回答した層では、「栄養バランス」に続いて「発酵食品を摂取する」「乳酸菌を摂取する」と回答した人が多かった。
回答者からは、「手洗いうがいは、毎日こまめに。外出もマスク。納豆・キムチ、R1ドリンクやヨーグルトなど、摂るようにしてる。(女性36歳)」「発酵食品をなるべくとるようにしている。マラソン5キロを1週間に2~3回するようにしています。(女性71歳)」などのコメントが寄せられた。