D2Frontierは6月29日、「急にWEBからの問い合わせがなくなる」現象の原因とそれに対する対応策の調査結果を発表した。調査は2020年3月〜2024年5月、同社クライアントおよび関連企業の42社を対象に行われたもの。
まず、問い合わせが減る原因としては、「季節的要因」が20%、「市場の縮小、低迷」が8%、「競合の変化」が34%、「検索順位による影響」が27%という結果となった。
特に多かった「競合の変化」は、SEO対策で負けてしまい、自社のコンテンツの表示順位が下がる事で自然と問い合わせが減る事が要因で、競争が激しい商材ではよく起こる現象とのこと。
「検索順位による影響」は、自社コンテンツをアップデートせず古いまま放置している、Googleなどの検索サイトのSEOが更新され、これまで施してきたSEO対策が効かなくなったなどが考えられる。
「検索順位による影響」への対応策としては、「広告の出稿」「サイト構造の見直し」「低品質な記事の削除」「高品質な記事の更新」「コンテンツの追加」「事業体制の改善(コンテンツ投稿体制)」などが挙げられる。
検索順位の上位を維持する事がWEBからの問い合わせを増やす上で重要である一方で、WEBにおける事業の維持には常日頃から変化をチェックし、それに合わせた対策を行う事が必要となってくる。