既婚男性が独身女性と2人きりで飲みに行くシチュエーションになったら、相手の女性がどのような心理でいるのか気になりますよね。
本記事では既婚男性とサシ飲みをする独身女性の心理を解説。余計な誤解を招かないよう、サシ飲みで気を付けたいポイントも紹介します。
既婚者と飲みに行く独身女性の心理7選
既婚男性と飲みに行く独身女性の心理はさまざまです。時には複数の要因が絡み合っていることも。
ここでは既婚者とサシ飲みする女性たちがどんな気持ちや考えを持っているのか、本音に迫ります。
男性に好意がある
既婚男性を異性として意識し、2人だけで飲みに行くことで相手との距離を縮めたいと思っているケースは珍しくありません。サシ飲みだけならともかく、相手の女性が、あなたが既婚者と承知しながら恋愛感情が抑えられない状態になっている場合は、不倫関係に発展してしまうリスクが高まるので要注意。
経験豊富な既婚者に悩みを相談したい
既婚者は結婚生活を経験しているため、恋愛や家庭の相談相手として頼りになる存在。悩みのある独身女性は信頼できる異性の意見を聞きたくて、既婚男性と一緒に飲みに行くこともあります。
また、大人としての魅力や知識、経験を持つ既婚者との関わりを通じて、自分の視野を広げたいと思っている場合も。
食事をご馳走してもらいたい
なかには、経済的に余裕があるであろう既婚者と飲みに行くとおいしい料理やお酒を相手におごってもらえるというメリットに惹かれて、既婚男性を飲みに誘う女性も存在します。
日々の金銭的な負担を減らしたいと思っている女性は、食事をご馳走してもらうことを目的に、サシ飲みに応じることも少なくありません。
お酒が好きなので誰かと飲みたい
お酒や酒席が好きな独身女性の多くは、何かと飲みに行く機会を求めています。自分が飲みたいと思う相手となら、独身や既婚、また同性や異性にとらわれることなく、タイミングさえ合えばサシ飲みだってするでしょう。
独身・既婚や同性・異性といったことは気にせず、「楽しく飲める相手」かどうかということだけチェックしているようです。
仕事上での必要な付き合い
同じ職場の仲間なら、サシ飲みは仕事の延長と考える独身女性もいます。一緒にお酒を飲んでコミュニケーションを深めることで、毎日の業務をより円滑に進めるのが目的です。
既婚男性が上司の場合は、職場で自分の希望を叶えるためにサシ飲みを利用している場合も。
異性の友人として
相手を恋愛対象ではなく友人の一人と思っている場合、サシ飲みも同性の友人と同じ感覚で行くことが多いでしょう。もし男性が結婚する前からの付き合いなら、既婚者であることを特に気にしていないかもしれません。
異性と意識せず「安全パイ」だと思っている
独身男性とのサシ飲みは恋愛関係になる可能性を考えてしまい、緊張して心から食事を楽しめない……。その点、「相手が既婚者なら安心」という思いから既婚男性とサシ飲みに行く独身女性もいます。既婚男性は全く恋愛の対象ではなく、「安全パイ」と思っているのです。
既婚者と独身女性のサシ飲みはアリ?
既婚男性と独身女性が2人きりで飲む場合、倫理的な観点からリスクが伴うことを忘れないようにするのが大切です。では、どんなリスクが考えられるのでしょうか?
職場では違和感や浮気疑惑を持たれることがある
たとえ純粋に仕事仲間としてのサシ飲みだとしても、職場には、既婚者と独身女性が2人きりで飲みに行くことに対して違和感や浮気の疑いを持つ人が必ずいます。なかには、2人に嫌悪感を抱く人も。
既婚者と独身女性のサシ飲みは、周囲のマイナスな感情や悪意のある噂話を誘発するデメリットがあることを心に留めておきましょう。
配偶者が認めていない場合はアウト
独身女性と2人で飲むことを配偶者には伝えずにサシ飲みしているなら、浮気を疑われても仕方がありません。現時点ではプラトニックな関係であっても、女性に対して下心があるから隠れて会っている、と思われるからです。
恋愛感情がなくてもリスクはある
お互いに全く恋愛感情がない場合でも、サシ飲みにリスクがないわけではありません。二人きりでお酒を飲み、酔って理性のネジが緩むと、多くの人は細かいことが気にならなくなったり、性的な欲望が急に顔を出したりします。
状況によっては、その場限りの肉体関係へと発展してしまうこともあるのです。
家庭トラブルに発展する可能性も
本人同士は健全にサシ飲みを楽しんでいるだけだとしても、周囲からは「不倫しているのでは?」との誤解を招くデメリットについては上述した通りです。そんな誤解から広まった噂が、予期しない形で既婚者の家族の耳に入ることも考えられます。
まことしやかに他者から伝えられた話に配偶者も平静ではいられなくなり、家庭内でのケンカやトラブルにつながりかねません。
既婚者が独身女性とサシ飲みするときの注意点は?
既婚者と独身女性がサシ飲みするなら、周囲や家族からあらぬ誤解を受けないよう、リスクを最小限に抑える必要があります。そのために注意すべきポイントを解説します。
事前に配偶者に伝えて了承を得る
既婚者は配偶者に事前に報告し、了承を得ることが重要です。誰とどこへ行くのか、いつ帰る予定なのかを明確に伝え、不安や疑念を抱かせないよう、そしてこの先も信頼関係を維持できるように心を配りましょう。
飲む相手に目的を伝え、オープンな場所を選ぶ
サシ飲みする前に飲み会の目的をしっかりと共有し、その目的から逸脱しないようにすることも大切です。また、飲む場所も個室ではなく、周囲の目に入るオープンな場所を選びましょう。こうした場を選ぶことで、不適切な行動に至るリスクを減らすことができます。
けっして飲みすぎない
2人で飲むときは、お互いのルールを設定しておくことも重要なポイントです。だらだらと飲み過ぎないようにするため、「ビール2杯まで」など、酒量のガイドラインを設けることで、お互いに安心してサシ飲みを楽しめる環境を作り上げることができます。
周囲の目を意識し、疑われる言動をしない
既婚者はその自覚を持ち、自分の行動に責任を持つことで、浮気を疑われるリスクを回避できます。2人で飲んでいても常に他人からの視線を考慮し、例えば性的な話題を口にしたり、必要以上に体を近づけたり、ボディタッチしたりすることは控えるようにしましょう。
遅くならないうちに帰る
飲んでいるうちにいつの間にか時間が過ぎ、終電に間に合わない! というような事態が起こらないよう、サシ飲みの前に帰る時間を決めておきましょう。お酒を飲んで深い時間になると親密感が増しやすく、衝動的な行動に走ってしまうリスクも高まるからです。
既婚者が独身女性とのサシ飲みを避けるには?
既婚者と独身女性がサシ飲みをしていると、その関係性に疑念を持たれるリスクは避けられません。そこで、そんなリスクを負いたくない場合の対処法を紹介します。
相手を傷つけないように断る
独身女性からサシ飲みの誘いを受けたら、上手に断ることです。直接断りづらい場合は、メールやLINEなどを利用し、丁寧かつ明るい文面で。今後も継続して付き合っていく相手なら特に、関係が悪化しないよう誠意のある言葉で伝えましょう。
お酒を飲まなくていい場所に行く
断れない相手から誘われるなどして、2人で行くことが避けられないときは、お酒を飲まないようにするのも一つの方法です。居酒屋ではなく、喫茶店やカフェなどを選び、少なくとも自分はアルコールを飲まずに話をすることで、リスクを回避しやすくなるでしょう。
2人きりにならないよう、他の人も誘う
既婚者と独身女性が一緒に飲む場合でも、2人きりではなく、複数人での飲み会にすることで誤解やトラブルを避けることができ、リスクも大幅に減少します。他の人の存在によって飲み会全体の雰囲気が健全に保たれ、よりリラックスした環境で過ごせるでしょう。
独身女性とのサシ飲みは慎重に。周囲の誤解を招かないように行動しよう!
既婚者と独身女性のサシ飲みは、本人に他意がなくともリスクやトラブルを招く原因になり得ます。それを避けるためには、配偶者はもちろん、周囲の理解をきちんと得ることが大切です。
誤解されて社会や家庭での信頼を失ってしまったら、今後の人生の大きなマイナスに。サシ飲みをするならリスクを忘れず、誠意ある行動を心がけましょう。