SkyDriveとJR九州は、九州エリアで「空飛ぶクルマ」を用いた事業の成立可能性を検討することを目的に、連携協定を締結したと発表した。

  • 鉄道と「空飛ぶクルマ」で移動が連携するイメージ

SkyDriveは「空飛ぶクルマ」の機体メーカーとして、2025年の大阪・関西万博を皮切りに事業拡大をめざしてきた。一方、JR九州は2030年長期ビジョンで「安全・安心なモビリティサービスを軸に地域の特性を活かしたまちづくりを通じて九州の持続的な発展に貢献する」ことを掲げている。

今回の連携で両社は、次世代モビリティとして期待される「空飛ぶクルマ」の実用化による誘客促進、地域活性化を推進するため、事業スキーム・導入エリア等について、具体的かつ詳細な事業可能性の検討を行う考えを示している。

  • 西九州新幹線「かもめ」

  • 電動で垂直離着陸が可能な「空飛ぶクルマ」SKYDRIVE(SD-05)

具体的には、事業の展開地域、ビジネスモデル、オペレーションの概要、ビジネスモデルにおける各当事者の役割、想定される需要と収益予測について検討を進める。将来的には、JR九州の持つ鉄道駅や商業施設などを活用した「空飛ぶクルマ」運航ルート開設の実現をめざすとのこと。