◆「およそ6割」がエアコンの節電方法を誤解
ダイキン工業が2023年に実施した実態調査によると、およそ6割の人がエアコンの節電方法を誤解しているという結果に。エアコンと扇風機・サーキュレーターの併用やフィルター掃除の重要性などは認知度が高まっている一方で、エアコンの風量設定や風向き、室外機の扱いについての誤解が多かったようです。
そこで同社は、節電方法として誤解されやすいケースについて、効果的な節電方法と具体的な節電効果を検証し、発表しました。それによると、風量設定は“弱”と“自動”では、自動のほうが、消費電力量がおよそ3割少なくなるとか。そして、風向きの設定は、斜め下より水平のほうが、消費電力量がおよそ3割少なくなるそうです。また、設定温度を“1度下げる”のと風量設定を“強”にするのとでは、風量を強にするほうが消費電力量がおよそ半分になるそうです。その他、近年SNSなどで話題になっているエアコンの室外機の上に濡れタオルを置く節電ですが、濡れタオルなしのほうが、消費電力量がおよそ3割少なくなるそうです。
ユージは「今年の夏も、(エアコンの)出番が多くなりますから、どうせ使うんだったら正しい節電方法を知って賢く使いたいですよね」とうなずいていました。
◆電気・ガス料金の補助 「3ヵ月間の期間限定」で再開
岸田首相は6月22日(土)、通常国会の事実上の閉幕に合わせて首相官邸で記者会見を実施し、「酷暑乗り切り緊急支援」として8~10月の3ヵ月、電気・ガス料金の補助をおこなうと表明しました。
ユージは、「物価高も続くなか、これからの暑い季節、電気料金とガス料金の補助の復活はありがたい」としつつも、「『酷暑乗り切り緊急支援』というわりには、酷暑になる7月が入っていない。10月よりも7月のほうが必要なんじゃないかという声もあるし、急な補助金や給付は、ちょっと付け焼き刃的な印象もあります」と指摘。
さらに「後々に(増税などの形で)返ってこないと良いなって。結局は、(別の形で)払わなきゃいけないんだったら、そういうことじゃない方法で政策してもらえたらうれしいんだけどね」と雑感を述べていました。
◆『地雷グリコ』 文学賞を「3つ」受賞
毎月、最終火曜日は「ジュンク堂書店池袋本店」とのコラボ・キーナンバー! 今回紹介するのは、「文芸書」部門です。同店スタッフが注目作として挙げたのは、青崎有吾(あおさき・ゆうご)さんの「地雷グリコ」(KADOKAWA)。本作は、第77回日本推理作家協会賞、第24回本格ミステリ大賞、第37回山本周五郎賞といった3つの文学賞に輝く快挙を達成しています。
そんな本作の魅力について、同店スタッフは「主人公の女子高生が、日常のなかで巻き込まれる風変りなゲームの数々、ふんだんに盛り込まれた頭脳バトル小説は、ページをめくる手が止まらなくなること請け合い。気持ちよく騙される爽快なミステリ小説で、小説が苦手な人でも入りやすそうです」と太鼓判を押しており、ユージは「『地雷グリコ』、面白そうですね。作品も読んでみたいけど、(「地雷グリコ」のルールを真似る形で)実際にやってみても面白いかも」と関心を寄せていました。
◆梅雨の時期にやる気が出ない「59.6%」
株式会社明治が、20~60代のビジネスパーソン2,000人を対象に「梅雨のシーズンの体調に関する困りごと」についての調査を実施。その調査結果によると、最も多かったのが「やる気が出ないと感じることが多い」(59.6%)で、次いで「不調に対する対処法がわからない」(48.7%)、「不調を感じることが多い」(48.1%)だったということです。
この結果に、ユージは「雨だからとか空気がどんよりしているから、本調子じゃない感じがするよね。基本、僕は雨だろうが何だろうが元気なんだけど、いつもの元気とは違って何か上手くいかないな、みたいなのはある」と共感していました。
◆2024年梅雨明け予想 「7月中旬」以降
日本気象協会は、2024年第1回「梅雨明け予想」を発表。九州南部・北部、中国、四国、近畿、東海、関東甲信の梅雨明けは、平年並みの7月中旬。北陸、東北南部・北部の梅雨明けは、平年並みの7月下旬と予想されています。
ちなみに、今年レインブーツを購入したという吉田は、リスナーに向けて「(雨の日は)スリップしたり転んだりしやすいので、気をつけてください」と呼びかけると、ユージも「お住まいのエリアによって(天候の)状況も変わりますので、気象情報はご自身のエリアの気象情報をしっかりとチェックしておでかけしてください」と注意を促していました。
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/