東京メトロは4日、「第47回 隅田川花火大会」の開催に合わせ、銀座線で7月27日に列車を増発し、利便性向上を図ると発表した。「隅田川花火大会へのお出かけには、便利な東京メトロ銀座線をご利用ください」とのこと。
今年の隅田川花火大会は7月27日の19時から20時30分まで開催。第一会場(桜橋下流~言問橋上流)で約9,350発、第二会場(駒形橋下流~厩橋上流)で約1万650発、合計で約2万発の打上げを予定している。実施の可否に関する判断は、原則として開催当日の8時に行い、荒天等で実施できない場合は中止とする。
会場への最寄り駅に浅草駅が含まれることから、東京メトロは開催当日、銀座線(浅草~渋谷間)で13時頃から列車を増発。浅草方面は13~22時台にかけて計62本を増発し、14時頃から花火大会の開催時刻まで2~3分間隔の運転とする。渋谷方面も13~22時台にかけて計66本を増発し、花火大会が開催される19時頃から終了後の22時頃まで2~3分間隔の運転とする。荒天等で花火大会が中止となった場合、臨時列車の運転を取りやめることがある。
なお、東京都交通局も隅田川花火大会の開催に合わせ、都営浅草線で臨時停車と臨時列車の運転を行うと発表(都営大江戸線は通常の土曜・休日ダイヤで運転)。会場最寄り駅である蔵前駅、浅草駅、本所吾妻橋駅の利便性向上を図る。
花火大会の開催当日、東日本橋駅15時35分発から同駅18時55分発まで、成田空港行のエアポート快特(計6本)を種別変更し、東日本橋駅から押上駅まで各駅に臨時停車する。17~18時台には、押上方面の臨時列車として西馬込発押上行1本と浅草橋発押上行2本を設定。20~22時台は押上発西馬込行の臨時列車5本を設定するほか、押上発逗子・葉山行(押上~泉岳寺間臨時運転)と泉岳寺発西馬込行を1本ずつ設定する。