英Nothingは7月3日、サブブランド「CMF by Nothing」から登場するスマートフォン「CMF Phone 1」のユニークなカスタマイズ性を公開した。リアパネルを交換したり、折りたたみ式のキックスタンドを装着するなど、多様なアクセサリーでスマートフォンをパーソナライズできる。同社は複数のティザーでCMF Phone 1の情報を段階的に公開しており、7月8日のNothing Community UpdateでCMF Phone 1の全貌を明らかにする予定である。
Nothingは2023年8月にCMF by Nothingを立ち上げ、スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン、USBアダプターを発売してきた。これらの製品はNothingのシグネチャースタイルを維持しつつ、手頃な価格帯で、より広い市場に対応できるデザインとパフォーマンスのバランスを追求したものとなっている。 CMF Phone 1は、CMF by Nothing初のスマートフォンであり、製品ラインナップの重要な位置を占めるものになる。これまでのCMF Phone 1のティザーでは、スクリューやホイールに焦点を当てて特徴的なデザインをアピールしていた。
最新のティザーにより、ネジやホイールがカスタマイズのための仕組みであり、豊富なアクセサリを楽しめることが明らかになった。一般的なスマートフォンにはSIMトレイを取り出すためのピンが同梱されているが、CMF Phone 1にはカスタマイズに使用できるドライバー/ピンが付属する。
ティザーでは、4色(ブラック、ブルー、グリーン、オレンジ)のリアパネル、折りたためるキックスタンド、ネックストラップ、さらにバッテリーパックまたはカード類を入れるためのケースのように見えるアクセサリも確認できる。バッテリーパックのような機能を拡張するアクサリーもサポートするのか、またリアパネルを取り外すことでCMF Phone 1の内部へのアクセスが容易になるのか、それとも外観のカスタマイズに特化した仕組みなのか、現時点では不明である。
7月8日のNothing Community Updateでは、完全ワイヤレスイヤホン「Buds Pro 2」とスマートウォッチ「Watch Pro 2」も発表される。Buds Pro 2は、直感的にサウンドをコントロールできるSmart Dialを備える。Watch Pro 2はラウンド型のケース、回転操作が可能なベゼルが採用されている。