お笑い芸人のやす子が、3日に都内で行われたアニメ映画『きみの色』(8月30日公開)のジャパンプレミアに鈴川紗由、高石あかり、木戸大聖、寿美菜子、山田尚子監督とともに登場した。
同作は、『映画 けいおん!』(11)、『映画 聲の形』(16)で注目を集めた山田尚子監督の最新作となる完全オリジナル長編アニメ映画。主人公3人の声を鈴川紗由、高石あかり、木戸大聖が担当する。
■やす子、この世からなくなってほしい仕事明かす「NGにしているんですけど……」
今作で声優初挑戦となったやす子。山田尚子監督作品には思い入れがあるそうで、「自分は(山田監督が手掛けた)『けいおん!』をきっかけにギターを始めて、キャラクターのピックとかも集めていました。なので(出演が決まって)ものすっごい嬉しかった! と同時に好きだからこそ自分のようないち素人のペーペーの芸人がこんな偉大な作品に入っていいのかなと思った」と振り返る。しかし山田監督からの言葉に助けられたようで、「アフレコのときに優しく『まずは自由にやってみて』と言っていただけて、やりやすくて感謝でいっぱいです」と熱量たっぷりに話し、「ここでは一切ボケれません!!」と言い切り、笑いを誘った。
また、イベントでは7月7日の七夕が近いということで、監督・キャスト陣が「願い事」を発表。「この世からドッキリの仕事がなくなりますように」と回答したやす子は「一応ホラー系やジェットコースターのドッキリはNGにしているんですけど、マネージャーさんが勝手に入れてきやがるんですね……(笑)」と愚痴り、「この間は爆破されました~」と明かし、会場を驚かせた。