6月29日(土)の放送では、「小学生がえらぶ! “こどもの本”総選挙」に注目。全国の小学生が選んだ、お気に入りの本を紹介しました。
◆全国の小学生に人気の本ベスト3を紹介!
子どもがあまり本を読まないタイプだと、読書を勧めることにも頭を悩ませがち。そのきっかけとしてオススメしたいのが、全国の小学生に“今まで読んだなかで1番好きな本”に投票してもらう企画「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」です。
NPO法人こどもの本総選挙事務局が手掛ける同企画は、今年2月に4回目の開催を迎えました。小学生による・小学生のための“最強本”の決定戦「第4回小学生がえらぶ!こどもの本総選挙」応募総数144,188票からベスト3に選ばれたのは、以下の3作品です。
【第3位】
「大ピンチずかん」(小学館)作者:鈴木のりたけ/2022年
子どもが出合う世の中のさまざまな大ピンチを、「レベルの大きさ」と「5段階のなりやすさ」で分類。レベルの小さい順番に紹介しつつ対処法を示し、いろんな方向から大ピンチを解き明かします。作者の鋭くもあたたかい観察眼と、思わず笑ってしまうユーモアにあふれた1冊です。
【第2位】
「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」(高橋書店)監修:今泉忠明、絵:下間文恵、徳永明子、かわむらふゆみ/2016年
地球にはすごい能力を持つ生き物がたくさんいる一方で、「どうしてそうなった!?」と言いたくなる生き物もいます。この本では、進化の結果少し「ざんねんな感じ」になってしまった122種の生き物たちを紹介します。
【第1位】
「りんごかもしれない」(ブロンズ新社)作:ヨシタケシンスケ/2013年
テーブルの上にりんごが置いてあったけど、もしかしたらこれはりんごじゃないかもしれない。大きなサクランボの一部かもしれないし、心があるのかもしれない。実は、宇宙から落ちてきた小さな星なのかもしれない。「考えること」を果てしなく楽しめる“発想絵本”です。
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14万人もの小学生からの投票で選ばれた本ということで、個性的な作品が並ぶ、他のランキングとは一線を画すおもしろい結果となりました。
パーソナリティの杉浦は「『全国の小学生に人気の本だよ!』と言えば、読んでみる気になるかもしれません。雨が多い今の時期、お家時間に『小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙』を参考に本を選んでみてはいかがでしょうか?」とコメントしました。
<番組概要>
番組名:SBI損保 presents TOKYO こども TIMES
放送日時:毎週土曜14:55~15:00
番組Webサイト:https://www.sbisonpo.co.jp/ad/kodomo-times/