フジテレビ系ドラマ『新宿野戦病院』(毎週水曜22:00~)では、10日放送の第2話に、臼田あさ美、伊東蒼、細貝圭、寺本莉緒、趙珉和が出演する。
臼田が演じるのは、トー横キッズ・マユ(伊東蒼)の実の母でありシングルマザーのカヨ。彼氏のシンゴ(趙珉和)との関係を優先し、マユをほったらかしにしている。カヨは、自分やマユに対してひどい扱いをしているシンゴについても“本当は優しい人”と、別れられずにずるずると関係を続けている男運のない女性。実の娘であるマユのために、カヨは変わることができるのか。
伊東が演じるマユは、歌舞伎町の通称「トー横」に集まる若者、トー横キッズの少女。同じトー横キッズであるサラ(夏目透羽)やリナ(安達木乃)とよく集まり歌舞伎町で遊んでいる。一見おとなしそうに見えるマユは、彼氏と遊んでばかりいるカヨのことを嫌っている。現状に耐えきれず、薬を大量に飲みオーバードーズしてしまうマユは、どうなってしまうのか。
趙はが演じるシンゴは、ヘビースモーカーで短気、カヨと付き合いつつ、カヨをいいように使っている。カヨの娘であるマユのことも、大切にするそぶりは全くなく、ひどい仕打ちをしていることが明らかになっていく。
細貝は、歌舞伎町にあるホストクラブ「イケメン牧場」人気No.1のホストであるダイスケ・ダルメシアン三世を演じる。DDの愛称で、ホストクラブ内には、DD軍団と呼ばれるホストの部下たちがいる。リリカ(寺本莉緒)が一番の顧客で、DDもリリカのことを大切に思っている。そして、DDの誕生日当日に、予期せぬ大騒動が起こってしまう。
寺本が演じるリリカは、ホストクラブでDDのためにお金を注ぎ込んでおり、そのためなら自分の体を犠牲にしても構わないという精神。DDの誕生日当日にシャンパンタワーを入れるためにお金を稼いでいて、その日をすごく楽しみにしている。
なお、フジテレビの動画配信サービス・FODでは、放送に先駆けて次週のエピソードをドラマ放送終了後から最速配信する。
コメントは、以下の通り。
■臼田あさ美
「この度、『新宿野戦病院』にマユの母親カヨ役として、参加させて頂きます。宮藤さんの脚本が読める喜びを胸に台本を開いてみたら、一人一人、皆様のキャラクターが強烈で、おかしくて仕方なかったです。かと思えば、胸がギュッと苦しくなるようなところや、温かい気持ちになれるようなところもあり、兎にも角にも見どころ満載なドラマになっていると思います。私自身も、今まで演じたお母さんとは全く異なる“お母さん”ですし、どんなドラマが出来上がるのか、この先の展開も含めて楽しみでなりません!ぜひ、最後まで見届けて頂けたらと思います!」
■伊東蒼
「どう頑張っても変えられない環境の中で、自分なりのSOSを小さく小さく出し続けるマユというキャラクターを演じます。お尻を叩くように荒っぽくも愛情深くエネルギーを分け与えてくれるヨウコさんに助けられたマユのように、沢山のエネルギーを貰える作品だと思います!いつも温かく笑い声が聞こえる現場で、熱意と愛情を持って作品に向き合われる先輩方やスタッフの皆さんと、同じ空間にマユとして居られることを幸せに思います!最後まで、マユと、マユが暮らす環境に対してフラットに、真摯に向き合って頑張りますので、ぜひご覧ください!!」
■趙珉和
「初めて台本を読んだ時、おもしろさのあまり一気に読んでしまいました。そんな疾走感を感じれる本は今までで片手で数える程しかありません。歌舞伎町、外国人、トー横キッズ、ホスト、ホームレス。想像力を掻き立てられる場所、モノ、登場人物。その世界の中の一人として演じれる喜びを胸に、粉骨砕身で作品に尽くしたいと思っています。嵐の後の星空の様な、夏の向日葵を揺らす一陣の風の様な、そして何よりも視聴者の皆様の会話がはずむ様な、そんな演技ができれば幸いです」
■細貝圭
「DDことダイスケ・ダルメシアン三世役を演じさせて頂きました細貝圭です。豪華なキャスト陣、宮藤官九郎さん脚本、そしてお世話になってる河毛監督というとても素敵で幸せな撮影でした!本当に面白いので沢山の方々に観て頂きたいです!個人的にもこの歳でホストを演じる事になるとは(笑)もしかしたら、役者人生最後のホスト役かもしれません(笑)そして!小池栄子さんは英語の台詞が沢山あるのに完璧に話していて流石と思い、尊敬でした!ぜひ、お楽しみに!」
■寺本莉緒
「リリカ役を演じさせて頂きます寺本莉緒です。ドラマ『新宿野戦病院』の台本を頂いた時から、現場でどのようなお芝居が繰り広げられているのかワクワクしておりました。新宿を舞台に進んでいくストーリーはコメディなのかドキュメンタリーなのか不思議な感覚になります。実際に新宿で撮影した時は実在している人たちの集まりにすっかり溶け込んでいるようにも感じました(笑)私演じるリリカはホストに通うデリヘル嬢です。見ていてハラハラするシーンもありますが、ホストとデリヘル嬢がどのような展開を繰り広げるのか、物語のスパイスとして楽しんで観ていただけたらうれしいです」