EVERINGは7月2日、スマートリング「EVERING」のタッチ決済機能が公共交通機関でも利用可能になったと発表した。
EVERINGは電源不要の指輪型デバイスでNFCを搭載しており、タッチ決済専用のVisaプリペイドカードとして機能するほか、対応するスマートロックの解錠もできる。
近年、各地の鉄道・バス事業者で、交通系ICカードではなくクレジットカードのタッチ決済を使って乗車するオープンループの試験導入が増えている。
これまでEVERINGは公共交通機関での利用に対応していなかったが、Visaのタッチ決済が可能な各社での利用が開放された。Visaのタッチ決済が可能な公共交通機関は、Visa公式サイト内のリストか、導入を支援している三井住友カードの公式サイト内のリストで確認できる。
なお、2024年6月以前にEVERINGで公共交通機関への入場を試みたことがあるユーザーは、事業者側で乗車拒否リスト(ディナイリスト/DL)に登録されている可能性があるという。この場合は、駅の窓口などで解除の相談をするよう案内している。