KADOKAWAやドワンゴは、「ニコニコ」を中心としたサービス群を標的として、データセンター内のサーバーがランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を受けたことについて、攻撃組織がKADOKAWAグループの保有する情報をさらに流出させたと主張していることを確認したと発表した。主張内容の信憑性について調査を進めており、調査結果が判明次第、速やかに報告するとしている。
あわせて、マルウェア感染などの危険があるため、当該組織が主張するウェブサイトへのアクセスやデータファイルのダウンロードなどの行為について注意を促すとともに、それらのデータの拡散は個人情報を侵害し深刻な影響を及ぼす可能性があるため、「SNS等による共有はお控えくださいますよう、皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます」と注意喚起している。
また、改めて「ニコニコ」サービスを含む同社グループのユーザーのクレジットカード情報は、社内でデータを保有していないため、同社からの情報漏洩は起こらない仕組みであることを説明。そのうえで、「今回の事態を重く受け止め、より詳細な原因の究明を進めるとともに、一層の情報セキュリティ体制の強化徹底を図り、再発防止に取り組んでまいります」と説明している。
7月2日、ランサムウェア攻撃による情報漏洩に関するさらなる犯行声明を確認いたしました。ユーザーの皆様、関係先の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけし心よりお詫び申し上げます。データの拡散は個人情報を侵害し深刻な影響を及ぼす可能性があるため、SNS等による共有はお控えください。すでにお…
— ニコニコ公式 (@niconicoinfo) July 2, 2024