Activision Blizzard Japanは6月30日、東京・秋葉原のe-sports SQUARE AKIHABARAで公式オフラインイベント『OVERWATCH 2 FLASHOPS 2024 SUMMER』を実施しました。日本でのオフラインイベントはなんと2019年以来の約5年ぶりらしく、「オーバーウォッチ 2」へのリニューアルが図られてから1年近く経って初めてのことです。

ご縁あってマイナビニュースは取材で参加。移り気な筆者はお気に入りのFPSゲームをコロコロ変えてしまうため、『オーバーウォッチ2』のプレイはしばらくご無沙汰でしたが、それでもやはりオフラインイベントの臨場感はかなり高く、ひさびさにいつものメンツを集めてオーバーウォッチ2をやろうかと思える一日になりました。

  • 『オーバーウォッチ2』が約5年ぶりに日本でオフラインイベント開催! 大盛り上がりの秋葉原を見てきた

参加費5,000円でも熾烈な抽選になった定員枠60名

Activision Blizzard Japanが主催し、企画・運営をGLOE/NyamGamingが務めた同イベント。MCに「限界サラリーマンKT」氏、解説に「gappo3」氏を迎え、ゲストにはオーバーウォッチ2シーンを代表する「ta1yo」氏、「Nico」氏、「TQQ」氏が参加。高倍率のイベント参加抽選を勝ち抜いた上、さらに参加型マッチへの抽選を勝ち抜いたラッキーなプレイヤーとチームを組み、カスタムマッチを楽しみました。カスタムマッチは2ラウンド先取のBO3で行われ、プレイ時間が存分に確保されていた点もポイントです。

  • TQQ氏。YouTubeチャンネル登録者数10万人を超えるコミュニティリーダー

  • Nico氏。VARREL OW部門でDPSを務めています

  • ta1yo氏。Battle.netのトップ画面で必ず見たことがあるはず

  • ゲスト一同。右から限界サラリーマンKT氏、gappo3氏

  • メインコンテンツとしてスタープレイヤーとのカスタムマッチを楽しめました

  • 壇上で真剣にプレイに臨むみなさん

ゲストの方々はDPS(ダメージロールのことです)を務めており、参加者を含めた5vs5で激突。もちろん抽選参加なのでスキルマッチ等は行われていないはずですが、ワンサイドゲームにならず白熱した試合を楽しめました。やはりスタープレイヤーのキャラ操作・射撃スキルは尋常ではなく、熱い実況・解説も相まって観客は大興奮。最後まで盛り上がりが損なわれず、盛り上がりを維持したまま参加型マッチ規格を完走しきることができました。

  • 機材のトラブルでクライアントが落ちてしまうも、すかさず参加者のコーチとしてカバーにはいったta1yo氏。不測の事態にも臨機応変に対応されており、シーンをけん引するプロとしての風格を感じました

参加型マッチの後は穏やかな雰囲気でサイン会やチェキ撮影会、クイズ回が行われました。壇上の対戦台が解放され、誰でもカスタムに参加できるように。Activision Blizzard Japanはこの手のイベントで羽振りがとてもよく、参加型マッチの勝者にはグッズやバトルパスの引き換えコードをプレゼント。クイズ回などでは限定グッズがことあるごとに贈呈されていました。

  • チェキは当初有料でしたが、突如無料になるサプライズ。長蛇の列になっていました

今回ひさびさに『オーバーウォッチ2』のオフラインイベントに参加してみて、最近あまりプレイできていない筆者でもかなり楽しめました。いつも仲間内で日々ランクマッチに挑んでいる参加者の方々は、もっと楽しめたはず。

ただ、個人的には会場が少し狭かった点が気になりました。壇上で10人分のPCを設置するとメインスクリーンにかぶってやや見えにくいシーンも。60人といわずもっと集められそうな豪華メンバーだったので、ぜひ今回のイベントで弾みをつけて大規模な開催が行えるようになればいいなと思います。

いまはBattle.netを別途インストールしなくてもSteamからプレイできるので、しばらく60人バトロワや5vs5爆破にかまけていたFPSプレイヤーも、たまには“ヒーロー”に戻ってみると新鮮かもしれません。