エクスペディアは7月1日、「有給休暇の国際比較」に関する調査結果を発表した。

調査は2024年3月26日~4月3日、アメリカ、イギリス、カナダ、メキシコ、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、香港、シンガポールの1万1,580人を対象に戦略調査会社ハリス・リサーチ・パートナーズがインターネットで実施。※本調査は小数点第1位で四捨五入し、足し上げても合計数値が100%とならない場合がある

同社は「世界平均の許容誤差から判断すると、許容誤差は1~4%、信頼度90%は統計的に有効であるとされています」とする。

調査結果は以下の通り。まず「休暇を取得する際に、『仕事をカバーしてくれる同僚に罪悪感があるか』」と聞くと、日本で働く人の53%が「仕事をカバーしてくれる同僚に罪悪感がある」と回答した。

また「自身の上司が休暇取得に協力的か」と尋ねると、全体の61%が「協力的である」と回答している。

さらに、日本で働く人のうち「部下の休暇取得を承認する立場にある421人」のうち92%が、「休暇を申請されたら柔軟に対応する」と答えていることも判明した。