近畿日本鉄道は、特急「ひのとり」を7月1日からCO2排出量実質ゼロで運行すると発表した。大阪難波~近鉄名古屋間を中心に、平日40本・土休日44本の全列車(定期列車および臨時列車を含む)が対象となる。

  • 近鉄の特急「ひのとり」

  • 「ひのとり」をCO2排出量実質ゼロで運行するイメージ

政府が掲げる「カーボンニュートラルを目指す宣言」の達成に向けた取組みのひとつとして実施。関西電力「再エネECOプラン」と中部電力ミライズ「Greenでんき」を活用し、「ひのとり」の運行にかかる使用電力量相当分に、非化石証書を活用した再生可能エネルギー由来の電気供給プランを適用する。

これにより、CO2排出量を年間で約4,000トン削減可能に。実質的に「ひのとり」の運行がCO2排出量ゼロになるという。