ガーミンジャパンは6月27日、サイクルコンピュータ「Edge」シリーズの最新モデル「Edge 1050」を発表した。価格は109,800円。スピードセンサー Dual、ケイデンスセンサー Dual、HRM-Dualがセットになった「Edge 1050セット」も用意する。こちらの価格は124,800円。ともに6月28日より発売する。

  • 画面が見やすくなった最上位サイクルコンピュータ「Edge 1050」

Edgeシリーズは、ツールドフランスをはじめとするUCIプロツアーチームと共同開発したGPSサイクルコンピュータシリーズ。Edge 1050はその最上位モデルとなる。新たにタッチ操作に対応する3.5インチフルカラー液晶ディスプレイを採用し、画面解像度が480×800ピクセルと高精細化。画面内の情報が見やすくなり、タッチ操作の反応性も向上した。画面に表示する情報は、Garmin専用アプリ「Garmin Connect」からカスタマイズでき、自分が使いやすいようにレイアウトや列などを調整できる。

  • 大型ディスプレイにさまざまな情報を司祭に表示できる

GPSはGNSSマルチバンド(L1信号・L5信号)に対応し、高層ビルが立ち並ぶ街中から山間まで素早く正確な位置情報が得られる。対応する衛星測位は、GPS、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)、BeiDou、NaviC。

ナビゲーション機能は、道路やトレイルなど重要な情報が見やすく、バイクショップやコンビニエンスストア、パーキングなどの情報が検索しやすくなっている。地図データを内蔵し、ユーザーからの動物、障害物、穴などの危険箇所の報告機能も追加した。本体には、シリーズ初となるスピーカーを内蔵。音声案内によるナビゲーション機能のほか、自転車のベルとしての役割も担える。

コース作成機能は「Edge 1050」上で実行できるように進化。スマートフォンとペアリングしてアプリ「Garmin Connect」で作成していたときと変わらぬ感覚で使えるという。また、iOSマップでピンドロップした情報を送信できるようになり、ピンまでのナビゲーションもしやすくなった。バッテリー駆動時間は20時間と長く、ほぼ1日中使用できる。バッテリーセーブモード時の動作時間は約60時間。

トレーニング機能は、精密な計測&解析機能を備えたことで上級者も満足できるものに。計測値画面の同時表の際、表示の割合を調節できるように変更。パワーガイドではコース全体を通してどのようにパワーを割り振るかのガイダンスを表示する。ほかにも、ヒルクライムのペース配分をアシストする機能、走行時のライダーのエネルギー使用量を分析・可視化する機能、走行中のデータから走行タイプを定義する機能などを備える。

コミュニケーション機能では、「Edge」から直接LiveTrackセッションを開始でき、LiveTrackコースを共有することでグループ走行中の仲間の位置情報を逐次確認可能。事故検出機能も備える。坂道走行時はグループライド機能で仲間の位置を確認でき、友人同士でタイムレースなどを楽しめるライドチャレンジ機能も追加した。

キャッシュレス決済機能は「Garmin Pay」を搭載。64GBのメモリーを内蔵し、本体の防水性能はIPX7。センサー類は、気圧高度計、環境光センサー、磁気センサー、Gセンサー、心拍センサー、パワーセンサー、スピード/ケイデンスセンサーを搭載する。本体サイズはW60.2×D16.3×H118.5mm、重さは161g(本体のみ)。