7月1日にスタートするフジテレビ系ドラマ『海のはじまり』(毎週月曜21:00~)の完成披露試写イベントが28日、東京・ユナイテッドシネマ・アクアシティお台場で行われ、目黒蓮、有村架純、泉谷星奈、木戸大聖、池松壮亮、大竹しのぶが登壇。目黒が、役どころや視聴者へのメッセージを語った。
■Snow Man目黒蓮主演ドラマ『海のはじまり』
今作は、主人公の夏(目黒蓮)が、大学生だった時に付き合っていた交際相手であり、別れて以来、7年もの間会うことがなかった水季の死をきっかけに、自分と血のつながった娘の存在を知ったことで人生が変化していく物語。
客席後方から登場した目黒は、集まった観客に丁寧に手を振りながらステージへ。出演者がそろったあと、司会を務める西山喜久恵アナウンサーが「皆さん、第1話はどうでしたか?」と聞くと、試写会で第1話を見た客席からは鳴り止まない拍手が。目黒は、目を輝かせながら大きな拍手を受け止めた。
今作で初めて父親役を演じる目黒だが、「今までいろいろな役を演じてきた中で、夏くんというキャラクターが一番共感できる、一番気持ちがわかる気がするんですけど、一番難しさもあって。まだ撮影が始まって1カ月ですが、夏くんとして時間を過ごすことが多いので、命について考える時間が増えたなと感じています」と撮影中の現在の心境を明かした。
また、七夕が近いということで、願い事をしたためた短冊を披露する場面も。「『海のはじまり』が愛されますように」「すべての人が長生きしますように」と2つの願いを書いた目黒は「そのままですね。1つに絞ったほうがいいかなと思ったんですけど、欲張りで2個いっちゃおうかなって。健康第一で長生きできたらいいなって」と説明した。
イベントの最後に目黒は「本当に長い時間かけて、生方(美久・脚本)さんとはじめとする多くの方々が大切にしてきた作品。まだまだ始まったばかりでこれからどんどん成長していくとは思うんですけど、この作品を通して、命って、家族って、といろいろなことを考えたり感じていただけるような、皆さんの人生がいい方向に進むような影響を与えられたらいいなって思っています。約3カ月、『海のはじまり』を最後まで見届けていただけたらうれしいです」とアピールした。また、試写会で一足早く第1話を見た観客へ「まだ見られていない、今日来られていない方たちは、7月1日を本当に楽しみにしてくださっていると思います。今日見た皆さんは、ネタバレを避けて、感想を発信していただけたらうれしいなと思います。皆さんを信じてます」と呼びかけた。