キューサイは、「第1回全国ウェルエイジング調査」結果を6月26日に発表した。同調査は2024年2月16日~2月20日の期間、全国20〜79歳の男女4,512人を対象にインターネットを用いて行われた。
カラダ(身体面)の不調について聞いたところ、不調を感じている割合が高い順に1位「肌のトラブル」(74.6%)、2位「髪のトラブル」(71.0%)、3位「目の機能低下」(61.3%)となった。カラダの不調は「見た目」から感じやすいことがわかる。またその不調は30代から現れはじめるという実感結果も出ているという。
また、健康に対する重要度と満足度を各器官別に尋ねたところ、理想と現実のギャップが大きい(重要度が高く、満足度が高い)順に、1位「目の機能」(差分32.5%)、2位「睡眠」(28.2%)、3位「足腰の調子」(24.1%)となった。
ココロ(精神面)の不調について聞いたところ、不調を感じている割合が高い順に1位「将来への不安」(68.4%)、2位「些細なことでストレスを感じることが増える」(63.9%)、3位「イライラすることが増える」(61.6%)となった。ココロの不調は「不安・ストレス」から感じやすいことがわかる。またその不調は30代から現れはじめるという実感結果も出ているという。
また、健康に対する重要度と満足度を5つの指標で尋ねたところ、理想と現実のギャップが大きい(重要度が高く、満足度が低い)TOPは「ポジティブな感情を抱くこと」(16.6%)となった。
カラダ(身体面)の不調についての回答で、「不調なし」と選択した人の割合を、ウェルエイジングスコアが高いグループと低いグループで比較した。グループ比較で「不調なし」の割合のギャップが大きい器官の順に、1位「疲労感」(約1.8倍)、2位「不眠」(約1.5倍)の差があることがわかった。
同じく、ココロ(精神面)の不調についての回答で、「不調なし」と選択した人の割合を、ウェルエイジングスコアが高いグループと低いグループで比較した。グループ比較で「不調なし」の割合のギャップが大きい順に、1位「やる気が出ない」(約1.9倍)、2位「小さなことで悩む、落ち込む」(約1.8倍)と、カラダ同様大きな差があることがわかった。
肌・運動機能・体調管理・不眠・ストレス計5つの不調対策として、食生活で意識して取り入れている栄養素を聞き、ウェルエイジングスコアが高いグループと低いグループで比較した。すると、低スコアグループでは5つの項目すべてで「特になし」がTOPとなる一方、高スコアグループでは5つの項目すべてで60%以上が意識している栄養素を選択した。