女性部下に対して、「手放したくない」と感じたことから「もしかして好きなのかもしれない……」と自分の気持ちに気づいてしまった男性もいるのではないでしょうか。
男性上司と女性部下が職場で恋愛関係になることは少なくありません。素敵な女性部下に出会ってしまったら「好き」という気持ちが抑えられなくなり、どのような関係を築くべきか悩む人もいることでしょう。
本記事では、男性上司が女性部下に恋愛感情を抱いてしまったらどのように対処すべきかを解説していきます。
「手放したくない!」と思う女性部下の特徴は?
まずは男性上司が惹かれやすい女性部下の特徴を紹介していきます。仕事の能力だけでなく人間性が素敵な女性に魅力を感じることが多いと言われています。
明るくポジティブな性格
失敗することを恐れず、前向きな姿勢でどんどん新しい業務に挑戦しようとする女性部下の姿は、見ているだけでもパワーをもらえます。
もし失敗してしまったときにも決して感情的な態度にならず、周りに気を遣わせることなく明るく振る舞うことができる女性は、男性上司のみならず多くの人から愛される傾向にあります。
仕事のスキルが高い
仕事の内容や進め方を覚えるのが早い女性部下は、忙しい男性上司を上手にサポートしてくれます。特に同じチームで仕事を進める場合は、女性部下の活躍がチーム全体の好成績や高評価につながる場合もあります。
要領良く仕事を進められる女性部下は信頼度が高まり、どんどん仕事を任せたいという気持ちになり、人柄の良さにも惹かれていくのはごく自然なことだといえるでしょう。
コミュニケーションの取り方が上手
職場で輝いている女性部下の特徴として、どんな人に対してもコミュニケーションの取り方が上手だということも挙げられます。同じチームのメンバーだけでなく、取引先の人にも明るく接することで好印象を与えます。
家庭的な雰囲気を持っている
料理や掃除など、家事全般で何かしらの得意分野を持っている女性は男性にとって魅力的に見えます。
女性部下が自らアピールすることはほとんどありませんが、持参した手作りのお弁当を食べているときや、終業後にデスクの周りがきれいに整理整頓されているときに「家事も得意なんだろうな」と感じることも多いようです。
容姿やファッションがかわいい
仕事が忙しいときも身だしなみに一切手を抜かず、自分自身を素敵に見せるための努力を重ねている女性部下も魅力的に見えますよね。
また、いつもパンツスーツを着用している女性がたまにかわいらしい格好で出社すると、そのギャップに「今日はどうしたんだろう」と気になってしまうことも。
人徳があり職場で慕われている
自分の感情を上手にコントロールでき、自分の考え方の軸がしっかりとしている女性部下は周囲に思いやりのある対応ができるため、信頼できる人として慕われて任される仕事の量もどんどん多くなっていきます。
仕事をスムーズに進めることで助けてくれる人や味方になってくれる人も集まり、職場全体の雰囲気もとても明るくなります。そのような女性の姿は眩しく見えて、惹かれてしまいますよね。
女性部下を好きになる理由は? どんなときに恋愛感情が芽生える?
ここからは、男性上司が女性部下を好きになる心理的な要因を紹介します。日々の業務を進める中で女性部下の持つ魅力に段階的に惹かれていくパターンが多いようです。
仕事で一緒に過ごす時間が増えたとき
同じチームで仕事をしていると、今まで気が付かなかった女性部下の魅力を発見することもあります。そして心理学的な側面から見ても一緒に過ごす時間が長くなるほど、惹かれやすくなる傾向があります。
一生懸命に仕事に取り組む女性部下の姿を見ているうちに「このままずっと一緒に仕事をしたい」と感じるのはよくある現象なのです。
共通の目標を達成したとき
お互いをサポートしながら共通の目標に向かって仕事を進めることで一体感が生まれ、最終的に恋愛感情が芽生えることもあります。
目標を達成するまでには、自分の弱い部分を見せてしまうこともあるでしょう。そのような過程を経たあとにはお互いの絆が確実に深まっているはずです。
悩みごとを相談されたとき
女性は信頼を寄せている相手に悩みごとを相談します。時には私生活で悩んでいることを男性上司に打ち明けることもあるかもしれません。
上司が「彼女の力になってあげたい」という気持ちになるのは当たり前のことであり、本音で話せる関係性を築けたことに喜びや嬉しさを感じるでしょう。それが恋愛感情につながることも多いようです。
ふとした瞬間に女性らしさや色気を感じたとき
普段仕事を頑張っている部下から女性らしさが急に感じられるとドキッと意識してしまう男性上司も多いようです。
具体的には香水のいい香りがふんわりと漂ったときや、動物にやさしく接しているとき、また甘え上手な一面を知ったときなどが挙げられます。ほかにも髪の毛を耳にかける瞬間など、さりげない仕草でも魅力的に見える場合があります。
自分の存在価値を高めてくれたとき
男性は女性より自尊心が強く承認欲求が高いといわれており、自分の意見を肯定してくれる女性部下をかわいがる傾向があります。聞き上手、褒め上手な女性部下と仕事をするとそれだけで自信を持ち、自分の価値が高まっていくような気持ちになります。
手放したくない……! 女性部下を好きだと気づいたときの対処法
もし女性部下に恋愛感情を持ってしまったら、どのように対処すべきなのでしょうか。
仕事で頼れる上司を目指す
仕事ができる男性は、女性から見てとにかく好感度が高いです。トラブルが発生したときにも言い訳をせず、冷静に対処する姿は誰から見ても魅力的に映ります。
「かっこいい」と思ってもらえるように、積極的にさまざまな業務に取り組み、コミュニケーションスキルを磨くのも有効な方法です。
恋愛としての好意は隠す
女性部下に対する「好き」という感情を前面に押し出したり、特別扱いをしたりしてしまうと、職場のメンバーに気づかれてしまうリスクも高くなります。部署内で恋愛関係になっている男女がいると、周りの人は気を遣わなければいけなくなり雰囲気が悪くなりますし、業務に悪影響を及ぼすことも。
今まで築いた信頼関係の崩壊にもつながりかねないので、いつも通りの行動を心がけましょう。
一定の距離感を保つ
女性部下に好意を抱くと、仲良くなりたいがゆえに無意識のうちに距離感を縮めようとしてしまう場合もあります。しかし一方的にアプローチをすると相手から嫌われてしまうだけでなく周りからも怪しまれてしまいます。
相手に負担をかけないようにするためにも、まずはある程度の距離感を置いて紳士的に接するように心がけましょう。
どうしてもアプローチしたいなら異動・退職する前提で
自分の気持ちと向き合ったときに、本気で女性部下を愛してしまったと気がつくこともあるでしょう。連絡先を交換する、食事に誘うなど本格的なアプローチをしたいなら、異動・退職の覚悟も必要。
女性部下は男性上司からアプローチをされると、「上司と部下という関係を利用して言い寄って来る」と捉える人も多いです。実際、部下という立場だったら上司からのお誘いやアプローチを断りづらいというのは男性でも分かりますよね。
女性部下にアプローチをするなら、相手の女性にも職場のメンバーにも迷惑をかけないように、異動・退職を覚悟しておきましょう。
女性部下を好きになってしまったら慎重に
明るい性格でコミュニケーション上手な女性部下は好感度が高く、一緒に仕事をしていると「手放したくない! 」という気持ちになることも多いです。そして、その気持ちは恋愛感情につながることも。
もし好きになってしまった場合は自分の気持ちと向き合いながら、仕事に支障が出ないように慎重な行動を心がけましょう。