サミーは、2024年9月17日より導入予定となっている新型パチンコ機「Pいくさの子 織田三郎信長伝」のプレス発表会を開催した。
発表会では、ライターのレビン(パチマガスロマガ)、せせりくん(パチ7)、さらに生駒類役を担当する声優の田辺留依が登壇し、「サミー×いくさの子プロジェクト」の集大成として、プロジェクト発足からの約2年間の活動報告や実機公開、今後のプロモーション展開などが発表された。
「Pいくさの子 織田三郎信長伝」のモチーフとなった漫画『いくさの子 織田三郎信長伝』は、原作・北原星望、漫画・原哲夫のタッグによって、2010年から2022年まで「月刊コミックゼノン」にて連載された人気タイトル。織田信長の吉法師と呼ばれていた時代から、天下統一のきっかけとなる桶狭間の戦いまでの青年期を描いた物語が描かれている。なお、サミー公式YouTubeチャンネルでは、“3分でわかる「いくさの子」”が公開されている。
そんな原作から生まれた「Pいくさの子 織田三郎信長伝」は、「サミー×いくさの子プロジェクト」として、約2年前から製品の開発情報を公開し、パチンコユーザーとともに取り組んできた初の試みとなる機種。その一環として行われた「みんなで創っていくさプロジェクト」は、ユーザーの声を反映した機種開発を目的としたユーザー参加型機種開発プロジェクトとして大きな注目を集めた。
「みんなで創っていくさプロジェクト」では、「保留デザインコンテスト」「確定音コンテスト」「音声収録体験会」「激熱信頼度予告アンケート」「演出カスタムアンケート」などが実施されたが、「確定音コンテスト」には、登壇者のレビンも参加しており、さらに最終選考の4人まで残ったという話題になると、レビンは「実は作ったの僕じゃなくて……」と突然のカミングアウト。「僕がイメージを伝えて、娘がピアノで弾いた音」というエピソードを披露した。
そして、「Pいくさの子 織田三郎信長伝」のお披露目が行われ、せせりくんが業界初のBONUS上乗せ特化ZONEとして、STの概念を切り崩す「戦極最強の刻」など、新台の魅力を実際の動きを見せながら紹介していった。
「Pいくさの子 織田三郎信長伝」には、9組のアーティストによる全10曲の楽曲が搭載されており、メインテーマとなる「UTAGE」はケツメイシのオリジナル楽曲。メンバーのRYOから「織田信長が宴で仲間との絆を深めることをイメージして作曲した」といったビデオメッセージも公開された。
そして、タイアップアーティストの一組として、「DE・A・RU・KA!!!」を歌う#ババババンビから、小鳥遊るい、神南りな、千星真穂の3人が登壇。タイアップの話を聞いたときは、「こんな錚々たるアーティストの皆さんの中に選んでいただいて、驚きのほうが強かった」と振り返った。
「DE・A・RU・KA!!!」は織田信長の口癖に由来したタイトルで、織田信長の時代に生きた女性たちに#ババババンビを重ね合わせ、力強い女性を歌った歌詞になっているという。そして、実際にパフォーマンスする際、「私たちは普段、馬鹿かわいいをテーマにアイドル活動をさせていただいているのですが、この『DE・A・RU・KA!!!』を歌うときは、かわいさはもちろん、カッコよさ、力強さを出していけるように、振りの指先だとか目力だとか、そういう細かな部分にも気を使ってライブを楽しんでいます」とのことで、いつもと違った#ババババンビの魅力を感じることができる楽曲になっているという。
また、「Pいくさの子 織田三郎信長伝」の主要キャストも紹介され、織田信長/吉法師役を逢坂良太、今川義元役を平川大輔が演じているほか、小林ゆう、竹内栄治、吉野裕行、最上嗣生、中原麻衣らが参加。そして自分と同じ“るい”という名前の生駒類役を演じる田辺留依は、「同じ名前だというところももちろんですが、強く惹かれるものがあって、絶対にこの役を演じたいって思いながらオーディションに臨ませていただいたので、役が決まったときは本当に本当にうれしかったです」と振り返る。また、特に気に入っているセリフとして「私たちは吉がうつけでないことを知ってしまったからです」というフレーズを実演して会場をわかせた。
なお、「Pいくさの子 織田三郎信長伝」は、2024年9月17日の導入に向けて、WEB CMをはじめ、様々なプロモーションやキャンペーン、そしてファン向けイベントの実施も予定されている。
3分でわかる「いくさの子」
(C)原哲夫・北原星望/コアミックス 2010 版権許諾証K03-97T (C)Sammy