マクサー電機は、1980~90年代のバンドサウンドに特化した音作りの日本製ヘッドホン「MW-HP20HR」を、Makuakeで先行予約販売開始。単体やオリジナルケーブルセットなど複数の支援プランを用意し、価格は超早割22,000円から。

  • MW-HP20HR

80~90年代ハードロック、メタルをこよなく愛する同社社員が「当時のバンドサウンドをより気持ちよく、現代の視聴環境に合わせたサウンドで楽しめるヘッドホンを作りたい」との思いから企画した製品。日本のオーディオブランド「SOUND WARRIOR」(サウンドウォーリア)を展開する、城下工業の協力を得て製品化した。

プロジェクトは既に成立しており、8月24日18時まで引き続き支援募集を受け付けている。配送時期は10月末までの予定。なお⼀般販売も予定しており、価格はヘッドホン単体が27,500円、オリジナルケーブルセットが33,000円。

  • 付属のケーブル。左は超早割オリジナルケーブルセットにのみ付属する

最大の特徴はバンドサウンドに特化したチューニングで、ボーカル、ギター、ベース、ドラムなどの楽器群の音のリアルさだけでなく“バンドの美味しい部分”も再現。シンバルやハイハットなど、加齢とともに聞きとりにくくなる高音部分も明瞭に聞きやすくしたほか、低音域が力強く、歯切れのよい音になるよう調整した。

企画者の個人的な目標は「ヘヴィ・メタルバンド Judas Priest(ジューダス・プリースト)の名盤『Painkiller』を最高にカッコよく聞くこと」。ポップスやバラードが聞きにくくなってでも、ハードなサウンドが心地よく聞けることをめざした。

密閉型の40mm径ダイナミック型ドライバーを搭載。周波数特性は10Hz~35kHz、インピーダンスは40Ω/1kHz、出力音圧レベルは101dB/1kHz、1mW。ヘッドホン本体の重さは215g。

着脱可能なケーブル(長さ1.2m)を同梱し、ヘッドホン側は2.5mmモノラルミニジャック。長さ2mの延長ケーブル(1.2m)も付属する。なお、超早割オリジナルケーブルセットに付属するオリジナルケーブルは中国製。