万葉線とJR西日本は25日、万葉線にJR西日本の「ICOCA」システムを導入し、2024年9月下旬からサービス開始すると発表した。ICカード(キャッシュレス決済システム)の導入により、スムーズな降車による定時制の向上、運賃精算の簡便化による利便性向上が期待できるという。

  • 万葉線で9月下旬から「ICOCA」のサービスを開始する予定に

富山県高岡市に本社を置く万葉線は、高岡駅停留場(あいの風とやま鉄道、JR城端線・氷見線と接続)から越ノ潟駅まで電車を運行。「ICOCA」システムの導入より、万葉線全線で「ICOCA」による運賃精算が可能になる。

定期券とSF機能をあわせ持つ「万葉線ICOCA定期券」も利用可能に。なお、「万葉線ICOCA定期券」の券面には定期利用区間が表示されず、IC定期券発行時に別途出力される「ICOCA定期券内容控」に印字されるとのこと。

「ICOCA」「ICOCA定期券」ともに万葉線本社、加越能バス乗車券センター、クロスベイ新湊窓口の3カ所で販売。その他のサービス詳細については、サービス開始前に改めて発表する。