オンラインイラスト教室を運営するアタムは、小学生のオンラインの習い事に関するアンケート調査の結果を、2024年6月20日に発表。調査は、2024年4月16日〜5月1日の期間、小学生の子どもにオンラインの習い事をさせている親105人を対象にインターネットにて実施したもの。
小学生がオンラインでしている習い事をみると、1位「英会話」(56.2%)、2位「学習塾」(20.0%)、3位「プログラミング」(11.4%)と続き、英会話が圧倒的多数となった。
小学生がオンラインの習い事をしたきっかけについ尋ねると、「周囲の影響」(27.6%)が最多に。次いで「CM・広告・SNSを見て」(20.0%)、「親の希望」(16.2%)、「自宅でできる習い事を探していた」(15.2%)、「子どもの希望」(11.4%)と続いた。
小学生がオンラインの習い事をするメリットに対し、上位にあがったのは「自宅でできる」(29.5%)、「送迎の負担がない」(28.6%)、「いつでもできる」(20/0%)だった。以降、「時間の有効活用が可能」(12.4%)、「やっているところを見守れる」(9.5%)と続き、あげられた内容は子どもと親、双方にとってメリットが大きいことがうかがえる。
一方、小学生がオンラインの習い事をするデメリットには、「ネット環境に左右される」(17.1%)に次いで、「コミュニケーションをとりにくい」(15.2%)、「集中しにくい」(14.3%)、「やる気が起きにくい」(13.3%)、「力がついているかわかりにくい」「友達ができない」(同率6.7%)との結果に。
また、「コミュニケーションをとりにくい」「友達ができない」との回答には、「子どもならではの細かい表現や感情が伝わりづらい」「講師側も受講者の理解度や疑問に気付きにくい」「子ども同士のつながりができない」などのコメントが寄せられた。