“個性”が暴走し、己の発した炎に焼かれて、命を落としたと思われた轟燈矢。しかし事故の後、オール・フォー・ワン(AFO)の息がかかった施設で生きていた。三年間眠り続けて目覚めた燈矢は、炎によって別人のような姿と声になっていることに戸惑う。それでも父・エンデヴァーに執着し、自宅へ帰りたいと願う燈矢は、施設から姿を消す。しかし燈矢がたどり着いた自宅で見たのは、自身の存在が過去となった轟家の様子だった。自らを捨て、荼毘となった燈矢。そして今、私怨の炎を焦凍にぶつける。凄まじい火力の蒼炎を放つ荼毘に対し、轟焦凍は新技で立ち向かう。果たして、焦凍は兄を止められるのか……というストーリー。
今回のストーリーでは、燈矢がどのようにして事故の現場から助かり、荼毘になったのかが描かれた。これを観たファンは、SNS上で「実家に帰ったら自分の遺影あるのキツイな……」「荼毘が燈矢の遺影に手を合わせてるの辛い……」といったリアクションを呟いていた。一方、壮絶な戦いの間には焦凍の成長を感じられる描写もあり、これには「『緑谷、俺の力だ。ありがとな』めっちゃ良かった」「焦凍も頑張ったんだね……」と、感慨深い様子だった。
この日は、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで「『僕のヒーローアカデミア』7期 轟焦凍vs荼毘 リアルタイム上映イベント」も行われており、多くのファンが二人の戦いを見届けたようだ。
こちらは一段落ついたようだが、エンデヴァーはAFOと戦い続けている。果たして轟家には、どのような未来が待っているのだろうか?