SalesNowは6月24日、上場企業における自動車業界の平均年収ランキングTOP10を発表した。調査(比較期間)は2023年4月1日~2024年4月1日、データベースSalesNow DBより「メイン業界」を抽出しランキングを作成した。
第1位はトヨタ自動車だった。日本最大手の自動車メーカーで、トヨタグループの中核企業。世界最大の自動車メーカーの1つでもあり、売上高やブランド力も世界で上位を誇っている。合理性を追求した生産管理システムも有名な特長。
第2位は日産自動車だった。15の国や地域に生産拠点を置く多国籍自動車メーカー。筆頭株主であるルノー、三菱自動車工業の3社で「ルノー・日産・三菱アライアンス」を形成。自動車グループで高い世界シェアを誇っている。
第3位は、二輪車や四輪車などを手掛ける輸送機器メーカーの本田技研工業。オートバイの販売台数や売上高は世界首位を誇っている。小型ジェット機や芝刈機も国内外で高シェア。自動車は「HONDA」と「Acura」のブランドで展開している。
第4位は、二輪車で世界的なシェアを誇る輸送用機器を製造するメーカーのヤマハ発動機。バイク、電動バイク、電動アシスト自転車、ボートやウェーブランナーなどのマリン製品、発電機、除雪機など、さまざまな商品を生産している。
第5位は、愛知県に拠点を置くグローバルな自動車部品メーカーのデンソー。先進的な技術で開発したさまざまなシステムや製品を世界中のカーメーカーに提供している。自動車部品業界では国内1位の売上高を誇るのも特長。
第6位以降は、豊田自動織機、いすゞ自動車、NOK、三菱自動車工業、川崎重工業と続いた。