フジテレビの動画配信サービス・FODのオリジナルドラマ『REAL 恋愛殺人捜査班』(7月5日配信スタート、毎週金曜20:00~最新話配信)の主題歌が、3ピースバンド・SIX LOUNGEの書き下ろし曲「Madness」に決定した。
このドラマの舞台は、警視庁に設けられた「恋愛感情のもつれによる犯罪特別対策班」という、男女の恋愛のもつれがきっかけに起きた殺人事件を扱う特殊な捜査部門。そこに配属された、愛に一途すぎる大儀見壮真(野村周平)と、愛を信じられない夢川幹也(塩野瑛久)が、恋愛にまつわるドロドロとした難事件を解決すべく奔走する。不倫、ストーカー、嫉妬など恐ろしい愛の物語が、SIX LOUNGEの「Madness」によって見事に描かれています。
SIX LOUNGEは、2012年に結成された大分県出身の3ピースバンド。18年にメジャーデビューし、23年3月にリリースした「キタカゼ」がテレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』のエンディングテーマに起用された。同月、歌番組でアーティストにすごいと思った恋愛ソングのひとつに「リカ」がピックアップされた。「リカ」は2016年発売のアルバム『東雲』の収録されている楽曲で、ドラムのナガマツが歌詞を担当。大きな反響を受け、昨年7年越しに再録バージョンを配信リリース。10月、Billboard Japan Chart「TikTok Weekly Top 20」で初の1位に輝き、同曲をパフォーマンスしたYouTubeは現在までに約730万回を超える再生数となっている。
今回、『REAL 恋愛殺人捜査班』のために書き下ろした「Madness」は、2人の刑事の活躍を象徴するかのようなパワフルかつ疾走感あふれるサウンドで、さらに歌詞は殺人事件にまで発展してしまう悲しき愛憎劇の闇に迫る。
SIX LOUNGEの曲に惚れ込んだ総合演出の長江俊和監督が「ぜひ主題歌をお願いしたい!」と熱くオファーし実現した。「Madness」が入ったドラマ『REAL恋愛殺人捜査班』の60秒予告動画も公開された。
■SIX LOUNGE コメント
「今回の楽曲『Madness』は、愛の“狂気”について歌詞を書きました。曲も疾走感があってかっこいい感じになっていると思います。自分たちはドラマには出演していませんが(笑)、ドラマと曲がとてもマッチしていると思いますので、ぜひチェックをよろしくお願いいたします!」
【編集部MEMO】
W主演の2人は、今作について「作品の切り口がちょっと面白そうだな、と思いました。恋愛にまつわる事件に特化した捜査班というのは、もちろんフィクションなのですが、こういう捜査班がいても面白いのでは、と思いました。タイトルからは、扱う事件そのものもライトなものなのかなとイメージしていたのですが、実際はしっかり“ドロ沼”でした。こんな動機で人を殺してしまうのか?という驚きもありましたし、恋愛にまつわるさまざまな感情の中には、まっとうな考えもあるんだな、という発見もありました」(野村周平)、「刑事ものの作品は新しい挑戦だったのと、バディのひとりを演じられるということで、やってみたい!飛び込んでみたい!と思いました。また『REAL』というタイトル通り、皆さんにリアリティーを少しでも感じていただき、このふたりを見ていたいなと思っていただけるように演じたいと思いました。実際にあった事件が元になっているので、内容はあまり崩せないですしよりシリアスになっていくと思いましたので、ビジュアルやキャラクター性などはなるべく崩したものにしたいと考えていました」(塩野瑛久)とコメントしている。