濱中治、阪神監督に就任した星野仙一さんの“ある言葉”に驚き「いきなり…」

元プロ野球選手で野球解説者の濱中治氏が10日、YouTubeチャンネル『ダグアウト!!!』で公開された動画「野村・星野監督に怒られたエピソード! 野村監督に呼び出されて…」に登場。故・星野仙一さんが阪神の監督に就任した時のことを振り返った。

• 濱中治氏　=BSJapanext提供

星野さんがキャンプで選手たちに告げた言葉

1985年に日本一となった後、長い暗黒時代を経験した阪神。名将・野村克也さんをもってしても3年連続最下位に終わったが、闘将・星野仙一さんが監督に就任すると、2年でリーグ優勝を果たした。

当時の状況について、濱中氏は「野村監督の時、3年間最下位。で、星野監督が来て、4位になったんですけど、その最初の2月のキャンプの時に『お前ら優勝させたる!』って言われたんです。いきなり第一声言われたんですよ」と明かしつつ、「3年間、最下位だったんです、ずっと。それでよく言えたなって思って。僕らも信じられなかったんです。『この人、何言うてんの?』ってぐらいの」と回想。

さらに、「でもその時、開幕7連勝したんです。『え、これいけるんじゃないかな?』って」と続け、「最終的に4位に終わったんですけど、でも選手は『これで最下位も脱出できたし、この人についていけば、この監督についていけばいける』ってチームがひとつになった時ではあったんです」と、笑顔で振り返っていた。