河口湖自動車博物館・飛行舘が、2024年8月1日(木)〜31日(土)の日程で1カ月間開館する。
【画像】河口湖自動車博物館で見られる希少なクルマの写真(ほんの一部)
毎年8月に限定開館する同館。希少な車両や航空機を間近で見られ、夏の行楽シーズンにはうってつけだ。
自動車館のおもな展示内容は、1886年に世界で初めて造られた自動車「ベンツ1号車」や、明治末期にベルトコンベアを用いて大量生産された「T型フォード」をはじめ、幻の名車「チゼータV16T」や20世紀の最後を締めくくったスーパーカー「フェラーリ F50」など、自動車の発展に重量な役割を果たした歴史的にも貴重な車両を約100台展示するなど見応えもたっぷりだ。
また、故高橋国光氏がドライブし、50勝目を挙げたゼッケン15番のスカイライン2000GTRレーシングや、1976年の第1回F1日本グランプリで活躍した6輪のレースカー、タイレルP34も特別展示される。
飛行舘では、世界で唯一公開されている機艦上偵察機「彩雲」の胴体が完成し、2000馬力の星型18気筒「誉エンジン」が装着された銀色に輝く精悍な姿が間近で見られるほか、旧日本軍の主力戦闘機である、海軍の「ゼロ戦」や陸軍の「ハヤブサ」、「一式陸上攻撃機」など、日本の歴史遺産ともいえる、戦時中の航空技術の結晶を見ることができる。
自動車館と飛行舘は、それぞれで入館料金がかかる。
館内は携帯電話・スマートフォンに限り撮影が可能となっている。ただし三脚の使用はできない。
[河口湖自動車博物館・飛行機舘2024年夏の開館概要]
■開催日:2024年8月1日(木)〜8月31日(土)※期間中の休館日はなし
■開館時間:10:00〜16:00
■入館料:
・自動車館…大人1000円、子供(15歳以下)500円、5歳以下は無料
・飛行舘…大人1500円、子供(18歳以下)500円、5歳以下は無料
■住所:山梨県南都留郡鳴沢村富士桜高原内
■電話:0555-86-3511
■ホームページ:https://www.car-airmuseum.com
■アクセス:
・中央自動車道・河口湖IC、東富士五湖道路・富士吉田ICよりクルマで10分
・富士急行または高速バス 河口湖駅よりタクシー
〈文=ドライバーWeb編集部〉