ホンダ「アコード」はどんな車?特徴や値段を解説

2024年3月に登場した、11代目となるホンダ「アコード」。同社の「レジェンド」の生産が終了した今、ホンダのフラッグシップを担うセダンです。

新型アコードの注目すべき特徴や、新車の値段、さらに中古車市場での相場についてご紹介します。

ホンダ「アコード」は、国内ホンダ車として初めてGoogleを搭載

ホンダ「アコード」は、モノグレードとなっている

ホンダ「アコード」の新車の車両本体価格は、544万9,400円

ホンダ「アコード」の注目の特徴3点

アコードは最新鋭の技術が多数搭載され、フラッグシップモデルにふさわしい充実した装備を誇ります。また、ホンダらしく走りの良さも健在です。

ここでは、アコードの特徴について詳しく見ていきましょう。

特徴1:Google搭載によって利便性を大幅に向上

国内ホンダ車として初めてGoogleを搭載したことは、現行型アコードの大きなトピックのひとつといえます。

Google アシスタント、 Googleマップ、Google Playが車内で使用可能で、Googleアシスタントはボイスコマンドによってナビの設定や音楽の再生、エアコンの温度設定などができます。

Google マップはリアルタイムに渋滞情報を反映したり、ルート沿いのスポットを検索したりが可能。さらにGoogle Playは好きなアプリをダウンロードして、音楽などを楽しむことができるなど、利便性、快適性の向上に大幅に貢献します。

特徴2:国内ホンダ車で初めて「Honda SENSING 360」を採用

「Honda SENSING 360」も国内ホンダ車初の機能のひとつです。「Honda SENSING 360」は約100度の水平画角を有するフロントセンサーカメラ、6ヶ所のソナーセンサー、コーナーレーダーなどによって全方位のセンシングを可能にし、これまで以上に幅広いシーンで衝突回避や衝突被害、ドライバーの運転負荷の軽減をサポートします。

具体的には、従来の「Honda SENSING」の機能に、左右前方から接近する交差車両の存在を検知して警告する「前方交差車両警報」、安全な車線変更を支援する「車線変更支援機能」、車線変更時に衝突の危険があると警告とともにステアリング操作を支援して衝突回避を図る「車線変更時衝突抑制機能」が追加されました。

特徴3:ホンダならではの走りが存分に楽しめる

アコードは機構を刷新し、最大駆動力を向上させた新開発の2モーター内蔵電気式CVTを採用してスムーズな発進や加速を実現したほか、静粛性も高めました。

また、コーナリング性能を高め、ワインディングロードや急カーブ、滑りやすい雨の日などでの安心感を高める「モーションマネジメントシステム」を国内ホンダ車として初採用。

アクセルオフ時の減速の強さを6段階で調節できる「減速セレクター」のほか、シーンやドライバーの好みによって5種類から走行モードが選択できる「ドライブモードスイッチ」を搭載するなど、走りを存分に楽しめる、ホンダらしいモデルとなっています。

ホンダ「アコード」はこんな車!

アコードはホンダの世界戦略車であり、北米市場で高い人気を誇るモデルです。

初代モデルは1976年に登場しており、45年を超える歴史を持つ車種ではありますが、日本市場においては2022年9月に先代型である10代目モデルが生産終了、2024年3月の現行型の登場まで1年半程度空白の時期がありました。

現行型のコンセプトは「Driven by My ACCORD ~相棒アコードとより高みへ~」であり、歴代モデルがつちかってきた人と時代との調和という思想を踏襲しつつ、最新鋭の装備を多数搭載し、現代的なスマートなデザインを採用しています。

ホンダ「アコード」の現在の値段

アコードの新車の車両本体価格と、中古車市場の相場をご紹介します。

ホンダ「アコード」新車の価格

現行型のアコードはモノグレードのモデルであり、パワーユニットはハイブリッドの「e:HEV」のみ、駆動方式はFFのみで、4WDの設定はありません。

アコードの新車の販売価格は、544万9,400円です。

※2024年6月14日時点の金額

ホンダ「アコード」中古車の価格

アコードの先代モデルと、その前の世代のモデルの中古車の相場価格をご紹介します。現行型は2024年3月に販売が開始されているため、現時点では中古車市場ではほとんど流通していません。

2016年式(9代目モデル):160~200万円程度

2021年式(先代モデル):280~320万円程度

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※2024年6月14日時点の相場

ホンダ「アコード」は理想の走りを追求できるモデル

アコードは最新鋭の装備を多数搭載し、一歩先の利便性や快適性を体感できるホンダのフラッグシップセダンです。

ホンダらしく走りの良さも申し分ないため、ラグジュアリーなだけではなく運転する楽しさを味わえる上級セダンが欲しい方に最適な1台といえるでしょう。

※この記事は、2024年6月時点の情報で制作しています