東武鉄道は、東上線の開業から110周年を迎えたことを記念し、7月13日に臨時列車「東上線開業110周年記念号」(9000系列)を運行する「東上線開業110周年記念ツアー」を実施すると発表した。
東上線の前身となる東上鉄道は、1894(大正3)年5月1日に池袋駅から田面沢駅(現在の川越市~霞ケ関間に位置)までの区間が開業。今年で110周年を迎えたことから「東上線開業110周年記念ツアー」が開催される。
森林公園検修区収容線で、9000系列で設定した臨時列車「東上線開業110周年記念号」の撮影会を実施。ヘッドマーク掲出車両(東上線開業110周年記念号)を撮影し、先頭非常ハシゴ設置状態も撮影できるほか、記念乗車証明証ダッチング体験(日付印字)も行える。
撮影会の後、臨時列車に直接乗車し、110周年の軌跡をたどりながら池袋駅へ。東武百貨店池袋店の8階屋上スカイデッキ広場で開催される「東武東上線開業110周年記念イベント」での「9101Fジャンク品抽選会」に参加できる。ヘッドマーク掲出列車は9000型または9050型の予定だが、都合により他の車両に変更される場合がある。「9101Fジャンク品抽選会」では、当選者に購入の権利が与えられる。
開催日の7月13日は、東上線の森林公園駅改札前に8時集合、東武百貨店池袋店にて15時解散となる(雨天決行・荒天中止)。旅行代金は大人1万1,000円・小人1万500円。記念品として、ツアー参加者限定・非売品の「東上線開業110周年記念ゆらゆらキーホルダー」「9101F運転台タオル」「記念乗車証明証」と、東武百貨店池袋店8階催事場で使える「お買物券」1,000円分を用意する。ツアーの募集開始日時・ツアー内容・旅行代金など、クラブツーリズムのX(Twitter)アカウント「クラブツーリズム鉄道部」で案内される。
なお、7月13日に東武百貨店池袋店で11~15時に開催される「東武東上線開業110周年記念イベント」は、ツアー参加者以外の参加も可能。9000型または9050型を使用するヘッドマーク掲出列車は、7月13日から10月10日まで運行予定となっている。