20日に生放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ぽかぽか』(毎週月~金曜11:50~)で、秋元康プロデュースの歌謡グループ・SHOW-WAが、メジャーデビューすることが発表された。
『ぽかぽか』では、番組MCの神田愛花が、2012年に退局してから古巣・NHKに出演していないことが判明したことから、「できれば紅白歌合戦で再びNHKに出演したい」という願いをかなえるための企画「愛花を紅白に連れてって!」が今年1月にスタート。『紅白歌合戦』に出場できそうなネクストブレイク歌手に便乗しようと模索したところ、業界の覇者・秋元康プロデュースのSHOW-WAに白羽の矢が立った。
彼らを国民的スターにするため、敏腕音楽プロデューサー・古坂大魔王に協力を依頼すると、古坂は「毎日『ぽかぽか』で歌ってファンを増やし、3月30日にフジテレビ湾岸スタジオで行われるイベントに1,000人集客する」という課題を提示。レッスンを繰り返して成長し、イベント本番では目標を大きく上回る2,156人を集めて見事成功を収めた。
一方、SHOW-WAと同じオーディションから誕生したMATSURIは、『ぽかぽか』に毎日出演するSHOW-WAとファンの数で差がつくことに危機感を覚え、地道なライブ活動や自主練習を重ねてきた。
そんな2組が、メジャーデビューをかけてファン投票対決を実施。10~14日にネット投票、15日にラゾーナ川崎プラザに4,000人超が来場したイベントでのリアル投票が行われ、その結果が20日の『ぽかぽか』で生発表された。
投票数は、やはりメディア露出の多かったSHOW-WAが圧倒。元大手企業勤務の塩田将己は「応援してくださった皆さまに、本当に感謝しかないです!」と喜びをコメントしたが、敗れたMATSURIの悔しさを思い、SHOW-WAでも涙するメンバーがいた。
SHOW-WAは、メジャーデビューに加え、『ぽかぽか』での生歌唱継続、写真集発売、『2024FNS歌謡祭 夏』出演という特典が発表され、改めてメンバーは歓喜に包まれた。
【編集部MEMO】
SHOW-WAの元Jリーガー・青山隼は、1,000人集客イベントのミッション達成後、「(アドバイザーの)古坂(大魔王)さんが「やっとスタートラインに立てたね」とおっしゃっていたんですけど、まさにその通りだなと。本当に僕らはまだ何も成し遂げていないので、やっぱりそこはしっかり先を見据えて、自分たちに何ができるのか…今までと変わらず、ではあるんですけど、そこはしっかり考えていきたいなと。そうしないと、ちょっとした隙だったり、慢心だったりが出てきて、せっかくまとまってきたものが分解してしまう。その可能性は本当にあると思っているので、気を引き締めていかなくちゃいけないなと。今日みたいに、たくさん声援を頂けているのは光栄なことなんですけど、僕らは僕らで、自分たちの軸をしっかり持ちながら、先ほども言ったように、メンバー間でだいぶ言い合える仲になったので、時にはシビアに厳しく言い合って、喜んで、悲しんで、悔しがって、という喜怒哀楽の感情を持ちながら、日々過ごしていきたいなと思います」とコメントしていた。