タレントの黒柳徹子が、28日放送されるカンテレ・フジテレビ系バラエティ特番『さんまのまんま40年目の夏が始まったSP』(21:00~)に出演する。

  • 左から明石家さんま、黒柳徹子=カンテレ提供

■黒柳徹子、『さんまのまんま』SPに登場

「奇跡的な方が最初のゲストです」と明石家さんまの紹介で現れたのは、ふわふわレースのピンク色ドレスに身をつつんだ黒柳徹子。「すごいですねえ、存在がすごい」と、“すごい”を連発するさんまに「何がですか?」と、切り返す。「生きてはるだけですごいのに、働いてはるじゃないですか」といわれ、「確かに」と納得する。さんまへのお土産は、NYの五番街で撮影したという若き日の黒柳がプリントされたオリジナルTシャツ。すかさず広げて「オシャレやわ~」と喜び、手慣れた様子でTシャツをたたんでいると、それを見逃さなかった黒柳から「あなたって意外と几帳面ね~」とツッコみが入る。黒柳のするどい観察眼に「丸裸にされた気分やわ……」とさんまが一瞬真顔になる場面も。年配者への配慮から大声で会話するさんまに、「わたし耳は聞こえますから」とピシャリ。黒柳の迫力にたじろぎながらも、さんまは、“美と長寿”の秘訣を聞き出そうと、質問攻めに。黒柳が普段飲んでいる飲み物、興味深い生活習慣とは。

また黒柳は、さんまの話し方や笑い方がどうしても気になり、「あなた、ヒーッて引き笑いしていたら声が出なくなっちゃうって言ったでしょ」と、またまたピシャリ。黒柳にあれこれと分析されてやり込められるさんまだが、「徹子さんをはく製にして置いときたい」と、最大の敬意を示す。軽快なトークが続き、芸能界のモンスター2人のやりとりは大盛り上がりとなる。

■黒柳徹子 コメント全文

――収録はいかがでしたか?

久しぶりのさんまさんは、とても面白かったし、ああいう風にかわいい人って少ないでしょう。面白かったしかわいかったですね。以前と全然変わらなかったし、ああいう方は珍しい。感心しちゃいます。さんまさんのいいところが全部見られました。

――この夏、黒柳さんとさんまさんと何か一緒にするとしたらどんなことでしょう?

海に行って沖の方まで泳ぎたいですね。私、水泳上手なので。さんまさんが溺れたら助けてあげます。ここのところ忙しくてあまり泳いでないけど、たまに泳げる場所に行ったら必ず泳いでいます。最近は、バンコクのホテルのプールで泳いできました。

――“まんまちゃん”も泳げるので今度一緒に連れて行ってあげてください。

いいわよ、一緒に行っても。でもまんまちゃん濡れると沈むから駄目だと思いますよ。私は水中ヨガをやっているのでずっと浮かんでいられるの。プールであろうと海であろうと、足を曲げて上を向いてずっと水中ヨガのポーズで。インドのお坊さんが10年かかって出来るようになった、と言っていたのをテレビで見て、そんな難しいことかな? と思って、ちょっと私もやってみたらすぐにできたの。それ以来、プール行ったらやるのだけど、みんながどうして私が出来るのかがわからないって言うんです。

――Q.最後にメッセージをお願いします!

さんまさんが私が何か言うたびにひっくり返って笑うところ、そこが面白かった。さんまさんがすごく大笑いして、かわいかったわね。あんなに大人になっても、どんなに有名になっても、あんな風にかわいく笑える人なんだなって感心して見ていました。またお会いしたいと思います。

【編集部MEMO】
1985年4月8日から放送を開始した『さんまのまんま』は、40年目に突入。28日放送の『さんまのまんま40年目の夏が始まったSP』には、黒柳のほか、杉野遥亮、大森南朋、研ナオコ、Mrs. GREEN APPLE、眞栄田郷敦、ヒコロヒー、街裏ぴんくも登場する。