Preplyは6月18日、「お世辞・社交辞令をもっとも使う都道府県についての調査」の結果を発表した。調査は全47都道府県、20~59歳の計4,700名を対象に行われた。(複数の設問から回答をスコア化し、数値を算出)
お世辞・社交辞令を頻繁に使う都道府県ランキング
10の設問を通じて、職場やパーティーなどの場で社交辞令やお世辞を使う頻度を調査したところ、もっとも使用頻度が高かったのは兵庫県だった。本調査で、兵庫県の人は実際には楽しめなかったパーティーやイベントでも、帰るときに主催者に「楽しかったです」と社交辞令を言う確率が全国でもっとも高いことが明らかに。さらに、パーティーやイベントなどの社交の場で出会った人に対し、本当はもう会わないと思っているのに「また連絡します」「また近いうちに会いましょう」と言う人や、職場で上司や同僚に社交辞令として「今後飲みに行きましょう」と言う人の多さは、全国2位だった。
兵庫県民はパーティーやイベントで積極的にポジティブな発言をする傾向があり、社交性の高さがうかがえる。また、職場でのコミュニケーションにおいても、相手との距離を縮めるために社交辞令で同僚を飲みに誘う傾向があるようだ。
(職場編)お世辞・社交辞令を頻繁に使う都道府県ランキング
福島県は「自分が出世するために上司にお世辞を言う」と回答した人の数が全国1位という結果になった。他県では出世のための社交辞令を言わない人が多く、福島県の3分の1ほどしかない。福島県の職場では仕事の成果や能力よりも、上司を含む同僚と良好な人間関係を保っていることの方が評価される傾向が強いのかもしれない。この結果は、福島県の職場文化が他の地域と比較して、対人関係を重視する傾向があることを示している。
デートでいい人ぶる都道府県ランキング
「デート相手に異性としての魅力を感じてもらうために、お世辞として褒め言葉を言う」人が一番多い県は長野県だった。接戦で2位が宮城県、3位が福井県となった。東北地方と中部地方は、デート相手に対してお世辞を言う傾向の強い都道府県が多く見られた。