バックモニターは車を安全に運転するうえで、重要な役割を果たしています。
近年はバックモニターについての法整備も進み、新型車では2022年5月からバックバックモニター装着が義務化され、2024年5月からは既存モデルの新車でも装着が義務となりました。
すでに購入済みの車では装着は義務化されてはいませんが、それでもバックモニターを付けることで事故を予防できるなど、メリットは大きいです。
しかし、どのようなバックモニターがいいのか、どのような視点でバックモニターを選ぶといいのかわからない方もいるでしょう。
そこで、おすすめのバックモニターとバックモニターの選び方について解説します。
バックモニターは解像度や視野角が大きいものがおすすめ
耐久性や夜間の視認性もバックモニター選びでは重要
ある程度の価格帯のものなら、解像度や耐久性などが保証されるので安心
おすすめのバックモニター
バックモニターは多くのメーカーがさまざまな機種を販売しているので、選択に迷ってしまいます。
そこで、おすすめのバックモニターを以下でご紹介します。
ケンウッド「CMOS-230」
出典:KENWOOD/CMOS230
ケンウッドの「CMOS-230」は高感度センサーが搭載されており、夜間でも視認性が高いのが特徴です。
また、防塵・防水性能が高く、悪天候などの環境でも使用できます。
取り付け豊富なカーナビが豊富なため、使いやすいケースが多いでしょう。
なお、ホワイトの「CMOS-230W」もあります。
パナソニック「リヤビューカメラ CY-RC110KD」
出典:パナソニック/CY-RC110KD
パナソニックのリヤビューカメラ「CY-RC110KD」は、約41万画素のイメージセンサーの搭載による高い視認性が魅力です。
また、視野角が広く、上下左右の人や障害物を捉えやすくなっているうえ、HDR(ハイダイナミックレンジ)機能により白飛びや黒つぶれを自動補正してくれるのもメリットでしょう。
取付けも簡単で、多くのカーナビに対応しているのもうれしいポイントです。
デンソー「バックアイカメラ BEC113/BEC113G」
出典:デンソー/バックアイカメラ BEC113/BEC113G
超小型のサイズでスミアが発生しにくい点が特徴のバックモニター。駐車場でのバック進入時などに、後方視野に入りにくい歩行中の子供や小さな障害物などを確認しやすくなっています。夜間の視認性が高いのも魅力です。
なお、デンソーテンのECLIPSE専用のBE113と、汎用モデルのBEC113Gが用意されています。
バックモニターの選び方
車を安全に運転するために、最適なバックモニターを選ぶことが重要です。どのような視点でバックモニターを選ぶのがいいか、確認しておきましょう。
解像度と視野角
解像度と視野角は、バックモニターを選ぶ際に最も重要なポイントのひとつです。
高解像度のカメラなら、細かい部分を確認しやすくなり、安心です。画素数は、最低30万画素以上のものを選ぶのがいいでしょう。
視野角は120°以上のものがいいでしょう。視野角が大きいバックモニターなら、見えない部分が減り、気づかずにぶつけてしまうリスクを抑えられます。
中には、視野角が170°~180°以上の製品も販売されています。
耐久性と防水性能
バックカメラには車内に取り付けるタイプのものと、車外に取り付けるタイプのものがありますが、車外に取り付けるタイプの場合、耐久性と防水性能が重要です。
温度変化が大きくても劣化しにくいものや、雨天でも故障しにくいものを選ぶことが大切です。
安全のためにバックモニターは良い製品を選ぼう
バックカメラは、安全に車を運転するために重要なアイテムです。
高額なものがいいとは限りませんが、高い製品は画素数や耐久性が高い傾向であるため、ある程度の性能があるものを選んでおくと、事故などのトラブルのリスクを下げられるでしょう。
※この記事は、2024年6月時点の情報で制作しています