お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが16日、ABEMAの報道情報番組『ABEMA的ニュースショー』(毎週日曜12:00〜生配信)に出演。タワマン街で見つかる“謎のキーボックス”について率直な感想をこぼした。

  • 千原ジュニア

「謎のキーボックス」が相次いで発見される

16日の配信では、高層マンションが建ち並ぶ東京・中央区の晴海地区で「謎のキーボックス」が相次いで見つかっていることを紹介した。

番組スタッフが晴海地区を訪れると、電信柱や歩道橋の柱など15カ所に、計21個ものキーボックスがくくり付けられていることを発見。近隣住民に話を聞くと、「何に使われているかハッキリしていないので、 いい気持ちはしない」と戸惑いの声を上げた。この問題解決に取り組む中央区議会の高橋元気議員は 「不動産関係者が内見用に置いていくケースや、工事現場の作業員やリフォーム業者が建物のドアを開ける ために置いている可能性もある」と説明。また、高橋議員は「区の許可を取っていない民泊業者」が キーボックスを使用している可能性も示唆した。

この民泊について、地元住民に話を聞くと、「タワーマンションの周りはスーツケースを持った人をよく見る」という証言が。そこで都内で民泊を営む関係者に取材すると、「民泊を経営する多くは投資目的。昼間に仕事をしていることを考えると、ゲストを迎える時間に必ずしも立ち会えるとは限らない。そういった場合にキーボックスはよく使う」と話した。

千原ジュニア「いい気持ちはしない」

この件について、ジュニアは「家の近くにキーボックスが吊り下がっていたら、いい気持ちはしない」と率直な感想をこぼした。また、TKOの木下隆行は「僕も物件の内見で、不動産屋が立ち会わないので、あんな感じのキーボックスから鍵を受け取ったことがある。住むかもしれない家の鍵をそんな感じで置いてるんや……と不安になった」とコメントした。

これに、ジュニアは「不動産屋も人手不足とかいろんな事情があるんでしょうけど」としつつも、「電信柱に住宅のチラシが貼ってあることもいい気がしない。そこに『4億円!』とか書いてあっても、買う人おるんか? と思う」と話していた。

なお、この模様は現在、「ABEMA」にて無料配信中。

【編集部MEMO】
お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアがMCを務める、ABEMAの報道情報番組『ABEMA的ニュースショー』(毎週日曜12:00〜生放送)。独自取材と目線で、世間をざわつかせている話題沸騰のニュースの核心「的」を射貫く。また、時にはあえて「的」を外した独自取材で伝えることで、世の中で言われている「的(マト)=正義」に疑問を投げかける。鋭いツッコミに定評のあるジュニアが、一癖も二癖もあるゲストらと 1週間のニュースをしゃべり倒す。