中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう18日に放送。ゲストに、魔裟斗・矢沢心夫妻が出演する。
番組初上陸となる岡山県・岡山市で見つけたのは、オモウマいスープカレー屋。「スープには惜しげなくお金をかける」と店主が断言する通り、自家製カレールーは、5種類以上のスパイスをはじめ、ココナッツミルク、数種の野菜、特別に調合した6kgのカレースパイスなどを煮込んだもの。そこに昆布、かつお節(厚削り)、苦みをとるため頭と内臓をとった煮干しを使った「だし」を加え、さらに1時間煮込むことでカレースープが完成する。
大ぶりの骨付きチキンと、たまご、ピーマン、ニンジン、ジャガイモが入った「チキン野菜」(1,100円)や、「チーズハンバーグ」(1,150円)、エビ、イカ、ホタテ、ムール貝が入った「シーフード」(1,300円)などが人気で、「1週間仕事してきた甲斐があった」「ご飯がめっちゃすすむ」と、その味に惚れ、常連となる客は多い。
店の特徴は、細かく調整できるスープカレーの辛さ。7時間煮込んだ特製唐辛子ペーストの量で決まる辛味は通常1~100段階に分かれており、普通の辛口が10辛、激辛ラーメンで30辛程度という。だが、常連客は100辛以上を頼むことが大半で、ある常連は「300料理、150お茶漬け、100より下は白湯」と表現するほど。「辛いものは嫌いだったけどここに来て好きになった」と話す客は多く、最初は10辛~20辛程度から、のちに300辛、500辛を注文するのが当たり前になった人も。その辛さの最高記録は、なんと2500だ。
単に刺激を与えるためではなく、「カラウマっていう世界を世間に知ってもらいたい」と語る店主は、客の限界に応じて、徐々に辛味を増していくことを勧めている。そのため、いくら辛さを増しても追加料金は一切受け取らない。激辛料理にあまり触れて来なかったという番組スタッフも、店主のアドバイスに従い、30辛、150辛、300辛とチャレンジしていくが――。また、最終目標として「人間ドッグフードを作りたい」とする店主の真意とは。
(C)CTV