北海道洞爺湖町(とうやこちょう)は、洞爺湖と有珠山(うすざん)と海(噴火湾)に囲まれた自然豊かなまち。気候が温暖な地域で、交通の便が良く景観にも恵まれていることから、北海道有数の観光地となっています。
今回紹介するのは、洞爺湖北岸にある財田(たからだ)地区で生産されている洞爺湖町のブランド米「財田米」。地域に流れるソウベツ川がつくった日当たりがよく水はけのよい扇状地は、米の栽培にとても適した土地ですが、財田米は生産量が少なく“幻の米”とも呼ばれているのだそう。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。
今回は、「北海道産財田米 ゆめぴりか」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!
洞爺湖町の返礼品「北海道産財田米 ゆめぴりか」について
・返礼品名:北海道産 財田米 ゆめぴりか 5kg 令和6年産 先行予約
・提供事業者:塩田農園
・洞爺湖町洞爺町151-10
・内容量:5kg
・寄附金額:1万4000円
「北海道産 財田米 ゆめぴりか 5kg 令和6年産 先行予約」のふるさと納税の寄附金額は1万4000円。北海道米の技術の集大成ともいわれる「ゆめぴりか」のうち、最優秀の一等米のみが5kg届く返礼品です。
もっちりとした粘りとやわらかさが特徴の品種「ゆめぴりか」は、甘みが際立ち、濃い味わいが楽しめるお米です。
おいしいお米づくりに必要な条件は、「温暖な気候」「きれいな水」「良質な土質」と言われているのだそう。洞爺湖町財田地区は温暖な気候と清流に恵まれており、特に土質が最良!
また、稲は温暖な気候の中でたっぷりと光合成をし、夜間の寒暖差でデンプンが増えていきます。これにより、芳醇な甘みともちもち感が味わえるおいしいお米ができるとのこと。
地区全体で4260アール(令和4年8月現在)というとても小さな栽培面積でつくられる「財田米」は、販路も限られているため希少価値が高いお米となっているそうです。数少ない財田米の直売所である「とうや水の駅」では、たくさんの観光客や地元の方が買い物に訪れているのだとか!
「北海道産財田米 ゆめぴりか」がふるさと納税の返礼品になった経緯
本返礼品を提供する「塩田農園」は、安心安全なお米を届けるために減農薬・適正な施肥管理、特に窒素量を管理しながらおいしいお米づくりを行っている農園です。
令和4年度には、北海道米の新たなブランド形成協議会より、生産者の中から優秀な出荷者に贈られる記念表彰を受賞し、「財田米」のファンも年々増え続けているそうです。
塩田農園では長芋の生産も行っており、これまでは長芋とお米をあわせた「とろろごはんセット」が返礼品として提供されていました。令和6年から初めてお米単体で返礼品として登録され、先行予約を受け付けています。
また塩田農園では、地元小学生の田植え体験や稲刈り体験にも例年協力し、実体験を通じて米づくりの難しさややりがいについて伝えているとのことです。
生産者の想い
消費者のみなさんに安全安心なお米を届けるために、減農薬・適正な施肥管理で特に窒素量を管理することにより、みなさんから「おいしい! 」と言ってもらえる良食味で良品質な米づくりを目指して日々努力しています。また、財田米を学校給食に利用したり、町内の小学生を対象とした田植え・稲刈り体験を開催し、お米がどのように育てられているのかを学ぶ機会を提供するなど、食育の推進にも貢献しています。このような活動を通じて、洞爺湖町発のブランド米として多くの方にお届けしていきたいと考えています。
今回は北海道洞爺湖町の返礼品「北海道産財田米 ゆめぴりか」を紹介しました。生産者の想いが詰まった洞爺湖町発のブランド米「財田米」です。返礼品としてもらえるのは、ふるさと納税ならではのうれしいポイントですよね! 気になる方は一度チェックしてみてください。