卒業・部活の引退シーズンに書くことが多い、先輩へのメッセージ。
「感謝の気持ちはあるけれど、どのように書けばいいのか分からない」と悩む人も多いのではないでしょうか。
この記事では先輩へのメッセージの例文やコツを紹介します。
先輩へメッセージを書くときのコツ
卒業や部活の引退を控えた先輩へのメッセージ、せっかくなら心温まる内容を届けたいですよね。
まずは、先輩が喜ぶメッセージを書くためのコツを紹介します。
お世話になったことへの感謝
まずはお世話になったことへの感謝の言葉が大切です。具体的に教わったことや助けてもらったことなど、裏付けとなるエピソードも加えると説得力が増すので、先輩も喜んでくれますよ。
尊敬するところなどの褒め言葉
先輩と過ごしてきて見習っていたことや好きだったところを褒めるのも良いでしょう。
注意点としては、上から評価するような形にならないよう、能力よりも人柄・努力の過程を中心に褒めることです。先輩として後輩を牽引するために、見えない努力をしてきた部分があるはず。
そんな努力の過程や後輩を思っての言動などを後輩から褒められれば、「努力が報われた」と感じてくれるでしょう。
今後の活躍へのエール
先輩の門出を祝う気持ちと一緒に、先輩の今後を応援する言葉を贈るのも素敵です。
先輩の今後の進路や目標などを知っている場合は、「毎日努力している先輩なら〇〇という目標もきっと達成できるんだろうなと、心の底から憧れています。陰ながら応援していますね!」 といったように、具体的な話を用いて書くことで、先輩に勇気と元気を与えられるでしょう。
印象的なエピソード
先輩との印象的なエピソードがあれば、「その出来事から何を感じているのか」「何を教わったのか」といった学びや感想を綴ることで、先輩はあなたと一緒に過ごした日々を思い返して、「自分の言動で後輩が何か学びを得てくれたなんて、嬉しいな」と感じてくれるはずです。
後悔や謝罪など心残りなことよりも、前向きな感想を伝えて、気持ちよく送り出せるようにしましょう。
先輩へのメッセージの例文
紹介した先輩にメッセージを書くときのコツを踏まえ、シチュエーションごとに使える例文を紹介します。
部活を引退する先輩へのメッセージ
退職する先輩へのメッセージ
卒業する先輩へのメッセージ
先輩へメッセージを書くときの注意点
最後に、先輩への感謝や応援の気持ちが誤解なく真っすぐに伝わるよう、気を付けたいポイントを押さえておきましょう。
あまり親しくない先輩にも心を込める
大人数の組織なら仲の良い先輩もいればあまり親しくない先輩がいるのも自然なことです。仲が良くない先輩に対しては、具体的なエピソードが思いつかないという場合もあるでしょう。
しかし、あからさまにメッセージ内容に差を付けるのは失礼です。そのような場合は、感謝の気持ちと今後の活躍を祈る言葉は必ず述べるようにしましょう。
「先輩たちがいなくなることは寂しくなりますが、教えていただいたことを思い出しながら今後も頑張ります」など、個人間のエピソードではなく組織としての抱負などを述べるように意識すれば、書く内容も思い浮かんでくるはずです。
「頑張ってください」をむやみに使わない
今後の活躍を期待して「頑張ってください」と言いたい気持ちは分かりますが、人によっては上から目線だ捉えられる可能性もあります。
「ご活躍をお祈りしています」「これからも先輩のご活躍を応援しています」など前向きな気持ちで締めくくりましょう。
先輩へのメッセージは素直な気持ちを届けよう
先輩へのメッセージは、気を遣いすぎて定型文ばかりになるよりは、拙い文章でも気持ちが伝わるメッセージの方が喜ばれるはずです。先輩への素直な気持ちをぜひメッセージで届けてあげてくださいね。