COMPUTEXレポートでは、これまで、様々な新製品の展示を紹介してきた。下記のリンクから記事の一覧が見られるので、ぜひそちらも参照して欲しいのだが、それらの記事では取り上げきれなかったものの、面白かったネタはまだ残っている。ボツにするのも残念なので、筆者の最後の記事では、そんな一品をまとめてレポートしよう。

■ COMPUTEX TAIPEI 2024の記事一覧
https://news.mynavi.jp/tag/computextaipei2024/

ASUS

  • ASUSは、フレキシブルな有機EL画面を使った水冷ブロックを展示していた。流行のピラーレスケースでの見栄えがいいと力説された

    ASUSは、フレキシブルな有機EL画面を使った水冷ブロックを展示していた。流行のピラーレスケースでの見栄えがいいと力説された

  • 水冷ブロックには可動ギミックが仕込んであり、この有機EL画面を曲面から平面にすることもできる。平面だと情報がより見やすい

変形する様子を動画でどうぞ

Cooler Master

  • Cooler Masterが参考出展していたレトロゲーム機っぽいプロトタイプ。アプリを購入してインストールする形になるとか

  • ファンレスPCの展示もあった。このCPUクーラー、よく見ると同社のロゴの形をしている。販売の予定はないとのこと

ECS

  • ECSは、Intel ArcとAMD Radeonのグラフィックスカードを出展していた。ただ、多分製品としては出さないのではないか、とのこと

  • ECSは最近、組み込み向けの展示も多い。これはペットボトルや空き缶を回収するボックスの中身だ

ZOTAC

  • ZOTACもポータブルゲーミング市場に参入、「Zone」を展示していた。7インチ有機EL画面やRyzen 7などを搭載し、夏明け頃の発売を予定

  • 最近、あまり話題にならないのだが、あの背負えるVR用PC「VR GO」も、何気に進化中。最新の第14世代Coreモデル「VR47N4500」が展示されていた

Thermalright

  • Thermalrightは、ブースでCPUクーラーの新製品を多数展示。こちらはデュアルファンモデルの「Burst Assassin 120 Vision」だ

  • 大きな特徴は、トップに2.4インチ液晶画面を搭載すること。解像度は320×240で、ソフトウェア側からカスタマイズが可能だ

Noctua

  • この強烈なクーラーは、Noctuaが出展していたプロトタイプ。NVIDIAのGH200(Grace Hopper)用で、最大1,000Wの冷却能力があるという。今年Q4の発売予定

JONSBO

  • JONSBOが展示していたMini-ITXケース「TK-0」。曲面ガラスを採用したピラーレスタイプのケースで、非常にコンパクトだ

  • このウッディなモデルはE-ATXケース「N5」。NAS向けのシリーズとなっており、底部のベイには3.5インチHDDを12台も格納できる

G.SKILL

  • 別記事でお伝えしたように、MSIとASRockのブースに「CAMM2」を採用したマザーボードが展示されていたのだが、G.SKILLブースにはCAMM2そのものが出ていた

  • こちらはその裏面。基板の半分の黄色い部分が、コネクタ部になっているようだ。メモリチップは、SK hynix製のものが搭載されていた

Rayvatek

  • Rayvatekという台湾企業のブースで見かけたのは、3Dプリンタ製というCPUクーラー。この複雑な形状なんて良く冷えそうだが、じつはそれほど冷えなかったらしい

  • 左は一般的なもの、右はコアの銅がCNC加工でアルミフィンが3Dプリンタ製というもの。動作デモでのCPU温度は、左が92℃だったのに対し、右は78℃だった

AI卓球

  • 前日レポートで紹介したAI卓球のスペースだが、COMPUTEX開幕後に様子を見に行ってみたら、こんな感じになっていた

  • 打ち返してくれる卓球ロボットではなく、サーブのみできるマシンだった。筆者も体験してみたかったが、待ち行列が長くて断念