お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が12日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜27:00~28:30)にゲスト出演。芸人の“優しさ”に感動したというエピソードを打ち明けた。
千鳥に感謝「土台を作ってくれました」
自身の不倫騒動で、2020年から2022年にかけて芸能活動を自粛していた渡部。復帰後は、佐久間宣行氏がプロデューサーを務めたバラエティ番組『トークサバイバー! ~トークが面白いと生き残れるドラマ~』(Netflixで配信中)のシーズン2に登場して話題を呼び、「もう千鳥様様ですね」と感謝。番組内でイジり倒してくれた千鳥に対し、「千鳥とそんなに仕事したことなかったんですよ。だから、それもよかった。もっと密だったら、ここまでやってくれない可能性がある。でも、けちょんけちょんにしっかり、観てる人がスカッとするような。出て行ってもいいような土台を作ってくれましたよね」としみじみつぶやいた。
番組内では、スキャンダルにまつわる“自虐ネタ”で笑いを取っていた渡部だが、「『トークサバイバー!』じゃないと、多分あれ話せてないですよ」と打ち明け、「設定があって話さなきゃいけない。しかも、ヒドイ悪い話をしなきゃいけないっていう。あのフレームだから、あの辺のエピソードが湯水のようにしゃべれた」と回顧。テレビのトーク番組やラジオ番組の場合、「自分でノリノリで話すのも違う」「スキャンダルをネタに笑いをとると、“ちょっと反省してないだろうな、コイツ”みたいにも見える」と思っていたそうで、「だから、本当に助かったというか。もうありがたかったですよね」と出演を振り返った。
また、「芸人さんも笑ってくれたじゃないですか。それは本当にありがたかった」と語った渡部。撮影中は、「(共演者が)まったく今までほぼ仕事をしてない吉本芸人で。一人孤立してて楽屋でもしゃべれなかった」そうだが、ラストシーンでは共演者たちが渡部をイジる展開に。「いやもう感動しちゃって……。なんかめちゃくちゃ芸人って優しいなって思っちゃったんですよ」と話し、「結局、終わってから号泣するんですけど。もう俺はあそこでウルウル来ちゃって。すげー素敵な仕事だなと思って。本当に今思っても、すごい感動しますよね」と感涙したことを吐露。佐久間氏も、「俺も撮りながら、“あれ? 渡部さんおかしいな。泣いてない?”って」と振り返っていた。
なお『オールナイトニッポン0』は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。また、同番組は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。
【編集部MEMO】
『オールナイトニッポン』は、ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで放送されていラジオ番組。通称『オールナイト』『ANN』。『オールナイトニッポン0(ZERO)』、『オールナイトニッポンGOLD』、『オールナイトニッポンX』など、『オールナイトニッポン』ブランドで多くの番組が放送されている。