俳優の杉野遥亮が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『マウンテンドクター』(7月8日スタート 毎週月曜22:00~※初回15分拡大)の主題歌が、Official髭男dismの主題歌「Sharon」に決定した。

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■山岳医療ドラマ『マウンテンドクター』

『マウンテンドクター』は杉野演じる主人公の整形外科医・宮本歩が、山岳医療の現場に放り込まれて山岳医となり、様々な想いを抱えた先輩山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、長野県松本市を舞台とした壮大なスケール感とリアリティで描くオリジナルの山岳医療ドラマ。

先輩山岳医の循環器内科医・江森岳人役に大森南朋、主人公の幼なじみで麻酔科医・村松典子役に岡崎紗絵、山岳看護師の認定を持つ看護師・鮎川玲役に宮澤エマ、歩と典子の幼なじみで焼き鳥屋を営む小松真吾役に向井康二、救命救急医の小宮山太役に八嶋智人、歩が赴任する病院の院長・松澤周子役に檀れいをはじめ、循環器内科医役の近藤公園、オペ看護師役のトラウデン直美、歩の母親役に石野真子、玲の祖父で山小屋の経営者役に石丸謙二郎、歩の父親役に遠山俊也、消防防災航空隊・隊長役に平山祐介、山小屋の小屋番役に工藤美桜と吉田健悟の出演が決定している。

■主題歌はOfficial髭男dismの「Sharon」に決定

カンテレの近藤匡プロデューサーが、「絶対に髭男さんにお願いしたい」と熱烈オファーし、このほど、Official髭男dismの「Sharon」が主題歌に決定。完成した主題歌の音源を長野でのドラマ撮影中に受け取り、何度も聴いたという杉野は「こんな素敵な楽曲をいいんですか? という感じで、ものすごく素晴らしい主題歌をありがとうございます。送られてきた楽曲を聴かせていただいて、ものすごく気分が高まりました。1回聴いたら、もう1回もう1回と、何回も聴いてしまいました。実は、お気に入りの服を洗濯したまま、ドラマの撮影で長野に来てしまい、すごく落ち込んでたんです。だけど、この曲を聴いたら「もういっか!」となりました(笑)。宇宙規模だとちっぽけなことだと思えるような、そんな曲だなと思い、すごく元気が出ました」と笑顔でコメント。

「Sharon」は、ドラマ本編映像のPRスポットと合わせてドラマ公式SNSなどで楽しめるほか、17日のドラマ『アンメット』10話内でテレビ放送される予定。また、7月24日発売のOfficial髭男dismの3年ぶりとなるメジャー3rdアルバム『Rejoice』にも収録される。

■Official髭男dism コメント

人にはいくつか居場所があって、忘れてしまいそうになったり
片方を疎かにしてしまったりする、そんな時に感じる不甲斐なさは
社会人になった時から常に付きまとっていた気がします。
仕事とバンドだったのが、バンドと家庭に変わりましたが、
感じる不甲斐なさには同じものがありました。
でもその両方が、自分を支え、強くしてくれている。
帰る場所があり、頑張りたい事がある、その幸せと、両立できない悔しさと、
その悔しさを背負ってでも叶えたい夢や生きがいがある事
全ての感情の大切さがひとつの模様みたいになって、
この曲を作らせてくれたような気がします。
この楽曲が、マウンテンドクターの世界に、良い彩りを添えられることを願っています。

■主演・杉野遥亮 コメント

こんな素敵な楽曲をいいんですか? という感じで、ものすごく素晴らしい主題歌をありがとうございます。送られてきた楽曲を聴かせていただいて、ものすごく気分が高まりました。1回聴いたら、もう1回もう1回と、何回も聴いてしまいました。実は、お気に入りの服を洗濯したまま、ドラマの撮影で長野に来てしまい、すごく落ち込んでたんです。だけど、この曲を聴いたら「もういっか!」となりました(笑)。宇宙規模だとちっぽけなことだと思えるような、そんな曲だなと思い、すごく元気が出ました。曲がドラマと合わさって、観てる方に元気をお届けできるような、気持ちが前を向けるような、そんなドラマをお届けできるんじゃないかなという確信が、曲を聴いて生まれました。Official髭男dismさんの素晴らしい楽曲を聴きながら、僕たちも士気を上げて撮影を頑張っていきたいと思いますので、皆さん、ぜひ『マウンテンドクター』をよろしくお願いします!

■プロデューサー・近藤匡(カンテレ)コメント

長野県松本市で育った私が小学5年生だった頃、地元の街は大変な盛り上がりを見せていました。テレビでドラマ『白線流し』が放送され、学校の友達も、先生も、自分の親も、知らない大人も、この街で生きている人達みんながそのドラマを見ているような熱量。自分の街がテレビ画面に映り、そこでお芝居をしている俳優さんたちが輝く。高揚感がすさまじく、今この瞬間、この世界の中心は、この街なんだとすら思えるほどでした。だからなのか、スピッツさんが歌う『白線流し』の主題歌「空も飛べるはず」を耳にすると、今でもあの頃のように心がふわりと持ち上がって、ワクワクとした気持ちになるんです。地元の松本市でドラマを作れると決まった時、真っ先に思ったのは、このドラマを見てくれた人、そして地元の人たちに、あの時の私と同じような想いを感じてほしいということ。だから、すさまじい高揚感とワクワク感を抱かせ、ドラマの世界観に寄り添ってくれて、見た人を世界の中心に連れて行ってくれるアーティストに主題歌をお願いしたいと強く思いました。それが私にとってはOfficial髭男dismさんであり、Official髭男dismさん以外は考えられませんでした。素晴らしい主題歌です。ぜひ大自然の中で紡がれるドラマの映像とともにお楽しみいただきたい主題歌です。きっと、見てくれた人をドラマの奥底の、世界の中心に連れて行ってくれるような主題歌です。

【編集部MEMO】『マウンテンドクター』第1話ストーリー
北アルプスの麓にある長野県松本市で生まれ育った宮本歩(杉野遥亮)は、ある大切な約束を胸に医師になった整形外科医。11年ぶりに地元に戻り、松澤周子(檀れい)が院長を務め、同級生で麻酔科医の村松典子(岡崎紗絵)がいる信濃総合病院に勤務することになるが、着任早々、整形外科と山岳診療科を兼務するよう命じられる。山岳看護師の鮎川玲(宮澤エマ)によると、山岳診療科は、山で起きた病気やケガの対応と、週1回の山岳外来での診察、さらに、土日には山小屋で泊まり込みの勤務も行うという。事前に何も聞かされていなかった歩は突然の話に戸惑うが、周子には何やら狙いがある様子。しばらくして、外来で診察中の歩の元に、近くの山で遭難事故が発生したとの知らせが入る。周子の指示で、歩は早速、救助用のヘリに乗って現場へ。しかし、眼下に北アルプスの山々が見えてくると、ある記憶がフラッシュバックし、徐々に呼吸が荒くなっていく――。現場では、登山用の装備とは思えない軽装の若者6人組が倒れていた。そのうち、ケガを負った2人の応急処置を終えた歩は、彼らから病院へ搬送するよう救急隊に指示。ところが次の瞬間、転んで胸を打ったという別の1人が、胸が痛いと苦しみ出す。患者の意識レベルが低下していくなか、原因がわからず歩の焦りがピークに達し……。病院に戻った歩は院長室を訪ね、なぜ自分が山岳診療科に配属されたのか周子を問いただす。するとそこへ、周子から呼ばれた白衣姿の男が入ってくる。男の名は江森岳人(大森南朋)。同じ病院の循環器内科医で、歩と同じく山岳診療科兼務。そのうえ、国際基準の検定に合格した医師だけがなれる国際山岳医だった。