女優の桜田ひよりが主演を務める、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『あの子の子ども』(25日スタート 毎週火曜23:00~)のポスタービジュアルが13日に公開された。

■桜田ひより×細田佳央太『あの子の子ども』

第47回講談社漫画賞・少女部門(23年度)を受賞した蒼井まもる氏の同名少女漫画を原作とし、“高校生の妊娠”をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップルの姿を描いた今作。桜田が主人公の川上福を、細田佳央太が福の幼なじみで恋人の宝を演じる。

ポスタービジュアルには制服姿のありのままの福と宝が映し出されており、爽やかな青空とは裏腹にその表情はどこかはかなげで、まさに自分たちが今置かれている状況を切り取ったかのようなビジュアルとなっている。強さと弱さ、決意と不安、相対するものが混在する2人の表情。2人はいったい何を思い、その瞳の先には何が映っているのか。

5月中旬の爽やかな朝、都内某所の屋上にてこのビジュアルは撮影された。この日、午後には天候が崩れたが、朝の数時間だけ、天気の神様がほほえんだ“束の間”の撮影に。スチールカメラマンはファッション誌や広告など、活躍は多岐にわたるオノツトム氏。デザイナーの岡田和朗氏は「テーマは“命の予感”。16歳でお腹に宿した命の予感。迷いや葛藤を持ちながらも、懸命に前を向いて生きようとする2人の、未成熟な決意の瞬間を写真で切り取りました」と意図を語った。

【編集部MEMO】あらすじ
高校2年生の福と、幼なじみの恋人・宝。2人の関係は親も公認で、別々の高校に通いながら穏やかな青春時代を過ごしていた。やがて、自然な流れで2人は、恋人として愛し合い、結ばれる。しかしある日、避妊に失敗してしまい、その後、体の異変に気が付き福の妊娠が発覚。決してなかったことにできない現実に悩み、葛藤する2人。本当に子どもを産んで育てられるのか? そんな問いを突き付けられた“まだ子ども”の福と宝は……。