俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が主演を務める映画『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)の主題歌がONE OK ROCK「Delusion:All」に決定し、予告映像が公開された。
前作『運命の炎』から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる最新作。
前作に引き続き、天下の大将軍を目指す主人公・信役の山崎、中華統一に挑む若き秦国王・エイ政役の吉沢亮、軍師見習いとして励む河了貂役の橋本環奈、飛信隊の副長として信とともに戦う羌カイ役の清野菜名、秦国・総大将として戦地に舞い戻った大将軍・王騎役の大沢たかおらキャスト陣が続投、佐藤信介が引き続き監督を務める。
敵国・趙のキャスト陣には、過去に王騎と馬陽の地で因縁の戦いを繰り広げた自らを“武神”と呼ぶ趙国の真の総大将・ホウ煖(吉川晃司)、決して戦の場に姿を現さないが他の追随を許さない存在感で戦局を見守る謎多き軍師・李牧(小栗旬)、万極(山田裕貴)や、趙荘(山本耕史)などの趙軍の猛者達が今作でも登場。互いの存亡をかけた一世一代の戦いを繰り広げる。
■映画『キングダム 大将軍の帰還』の主題歌はONE OK ROCK「Delusion:All」
今作の主題歌がONE OK ROCKの新曲「Delusion:All」に決定。今作がシリーズ最終章ということで「ONE OK ROCK」×『キングダム』のタッグが復活。ONE OK ROCKが『キングダム』の主題歌を担当するのは、1作目以来5年ぶりとなる。
また、主題歌「Delusion:All」を乗せた最新予告映像も公開。天下の大将軍・王騎が怒りに震え矛を振り回すホウ煖との一騎打ちや、信を取り巻くそれぞれのキャラクターの思いが交錯する映像を、ONE OK ROCKの奏でるダイナミックな音楽と優しい歌声が彩っている。
コメントは以下の通り。
■ONE OK ROCK
ONE OK ROCKボーカルのTakaです。この度は、映画『キングダム 大将軍の帰還』に主題歌を提供させていただきました。シリーズ1作目用に書き下ろした「Wasted Nights」から時間は経っていますが、今回このような形でカムバックさせていただき、僕らとしても非常に光栄に思っております。「世の中の色々な争いや今の時代背景」をしっかり僕らとしても汲み取りながら、『キングダム』にふさわしい楽曲を作ったつもりです。ぜひ主題歌「Delusion:All」も映画と共にお楽しみください。
■山崎賢人
1作目でONE OK ROCKさんが主題歌を担当してくださり、「Wasted Nights」を聞けばキングダム! という印象がすごくあったのを覚えています。今回『キングダム』の集大成となるこの4作目でもONE OK ROCKさんがまた主題歌を担当していただいたことは嬉しかったです。 ありがとうございます。今回の「Delusion:All」もキングダムらしさ満載な主題歌だと思います。
■大沢たかお
2019年夏、映画『キングダム』を素晴らしい世界へ導いてくれたONE OK ROCKが、シリーズ集大成となる『キングダム 大将軍の帰還』でついに戻ってきてくれました。「Delusion:All」は、本作品の持つ強さと優しさ、そして夢を追い続けることの美しさを見事に表現しています。改めて彼らの才能と情熱に深く敬意を表します。この楽曲とともに本作『キングダム 大将軍の帰還』を劇場にて楽しんでいただくことを心待ちにしております。では劇場で会いましょう。
■松橋プロデューサー
1作目に「Wasted Nights」をご提供いただいた6年前、まだ影も形のない、4作目になるか5作目になるかもわからないけれど、このストーリーを描く映画を作るときには、またONE OK ROCKの皆さんに主題歌を書いてほしいとお願いしていました。その願いが叶い、今回「Delusion:All」をご提供いただきました。もともと『大将軍の帰還』は1作目から4作目までの全ての物語のクライマックスが怒涛のように押し寄せる全編クライマックス映画なのですが、その最高潮、最も胸が熱くなった直後、この主題歌が流れます。この熱い感動をぜひ劇場の大スクリーンと大音響で味わってほしいです。お楽しみに!
(C)原泰久/集英社 (C)2024映画「キングダム」製作委員会
【編集部MEMO】
映画『キングダム 大将軍の帰還』は、『キングダム』シリーズ第4弾。原作は2006年1月より『週刊ヤングジャンプ』にて連載を開始し、現在までに単行本は70巻まで刊行され累計発行 部数が、集英社青年マンガ史上初となる1億部(2023年11月時点)を突破している。