BS日テレで毎週火曜日21時から放送している『友近・礼二の妄想トレイン』。6月11日は、演歌歌手の三山ひろしさんが山形鉄道フラワー長井線を旅する。道中、紅白歌合戦でおなじみ「けん玉」以外のもうひとつの特技が披露される。
三山さんが旅する山形鉄道フラワー長井線は、山形県南部の置賜地方を走るローカル線。桜、菜の花、あやめ、あじさいなど季節の花々が沿線で咲き誇り、その名の通り「花」と関係性が深い。車両のデザインも華やかで、桜、紅花、ダリア、あやめなど、色とりどりのラッピング車両が長旅の疲れを癒やすという。
いわゆる「鉄ちゃん」ではないと話す三山さんだが、フラワー長井線の車両に乗ると、「ディーゼルのこの音もいいですよね。日ごろは新幹線にしか乗らないですからね」とコメント。走行中の車内から前面展望を楽しむなど、鉄道ファンの「潜在能力」を垣間見せる。
「山形といえばこれ!」という人気駅弁「牛肉どまん中」に舌鼓を打ちながら、羽前成田駅にたどり着く。ここで三山さんは、「私物です」と言いながら、ケースから思いもよらぬものを取り出す。なかなか高価だというその「機械」を使い、春の雄大な自然に囲まれた車両を撮影することに。自らナレーションも加えるほどご満悦の三山さん。はたしてその出来映えは。
続いて長井駅へ向かう。駅のある長井市は、競技用のけん玉生産数が日本一で、三山さんは同市のけん玉大使を務めている。駅を出て、市内随一のけん玉スポットへ。紅白歌合戦でともにギネス記録に挑戦した仲間とも再会する。少年少女たちが腕を競う中、三山さんは悠然と持ち技を披露するも、少年たちのレベルが高く、プライドをズタズタにされる出来事が待ち受ける。
さらに、予定していた撮影が突然の雷雨でキャンセルになるなど、少しツイてない三山さん。「甘い物食べて、酒飲んで帰ろうと思います」と語り、不機嫌モードに突入かと思われたが、居酒屋ののれんをくぐると、すぐに笑顔が復活。次々と運ばれてくる料理と地酒に、ご機嫌で舌鼓を打った。
1人旅の道中で写真撮影も。情景を切り取るセンスに、礼二さんは「三山さん、合格です」と脱帽。友近さんも「徳ちゃんと対決して欲しい」と話し、カレンダー写真企画で準レギュラー出演している徳永ゆうきさんとの写真対決を熱望していた。同じ演歌界の2人、歌以外で対決する日は来るのか。『友近・礼二の妄想トレイン』は、BS日テレで6月11日の21時から21時54分まで放送される。