遊びやデートの誘いに対し、「いいよ」とだけ返事が来た場合、相手がどう思っているのか気になりますよね。「いいよ」と答える理由は人それぞれ。
本記事では、誘ったときに「いいよ」と返事する理由・心理を解説し、「いいよ」に対してなんと返信すべきかを紹介します。
誘いに対して「いいよ」と返事する理由・心理
ドキドキしながら遊びやデートに誘ってみたら、LINEで「いいよ」とだけ返信が来ると少し拍子抜けしてしまいますよね。誘いに対して好ましく思っているのか、それとも迷惑だと思われているのか……。
ここでは、せっかく誘ったのに「いいよ」と返事が来る理由や送ってきた人の心理を紹介します。
相手が男性の場合
男性に遊びやデートの誘いをして「いいよ」と返事が来た場合は、あなたに対して好意を持っていたり、「会いたい」と感じていたりする可能性があります。誘われて喜んでいるのを知られたくない場合、誘いに対して好意的に思っていてもそっけない返事をしてしまう人もいるからです。
その一方で、なかには断りにくく感じていたり、予定がなくて暇だからOKしただけだったりするケースもあります。「いいよ」と返事が来たからといって、必ずしも好意を持っているとは限りません。
つまり、男性からの「いいよ」の返事の心理は、背景や関係性、会話の流れによって意図が異なります。
相手が女性の場合
女性が遊びへの誘いに対して「いいよ」と返事する理由として、「行ってもいいかな」と誘いに前向きであることが挙げられます。もし誘いが嫌な場合はそれとない理由で断ったり、話題を逸らしたりと、誘いに「いいよ」とは返さないケースが多いためです。
「いいよ」とだけ返信するのは、気を遣わなくてもよい関係だと思われている可能性もあります。OKの返事をしておけば、日時や場所は決めてくれるだろうと思っているのかもしれません。この場合は、うまく女性をリードすることでアピールへとつながるでしょう。
誘いに「いいよ」と返事が来たときの対策
悩みながらお誘いのLINEを送ったのに、返信が「いいよ」だけだとどのように対応すればよいか、さらに悩んでしまうかもしれません。そこで、誘いに対して「いいよ」と返事が来たときの返事の仕方を2つ紹介します。
会話をうまくリードして、遊びやデートの予定を確定させ、相手との時間を楽しめるようにセッティングしましょう。
どこに行きたいか聞いてみる
遊びやデートの誘いに「いいよ」と返事が来た場合、もしかすると誘われるのに慣れていなかったり、LINEでのやりとりが苦手だったりする場合があります。
そのため、まずは相手にどこへ行きたいかを聞いてみるとよいでしょう。たとえば、以下のように返信すると、会話をうまくリードできます。
「お返事ありがとう! 〇〇くんは行きたい場所ってあるかな? 新宿や渋谷あたりで考えているんだけど……」
「お返事ありがとうございます! 〇日は晴れるみたいだから、どこか景色のよいところに行きたいなと思っているのですが、〇〇さんはどういうところに行きたいですか?」
行きたい場所を聞くだけだと、候補を絞りにくく相手が困ってしまうこともあるため、エリアだけでも指定したり、屋内か屋外かだけでも提案したりすると返信してもらいやすくなるでしょう。
日時や場所を提案してみる
誘いに対して「いいよ」とだけ返事する場合、自分の希望はあまりなく、相手に合わせたいケースも考えられます。その場合は、こちらから日時や場所を提案すると会話がスムーズに進むかもしれません。たとえば、以下のように返信してみるとよいでしょう。
「じゃあ、〇日の〇時から「●●」っていう映画を観ない? 前から観たいと思ってたんだよね!」
「〇日はランチのあと、〇〇美術館へ行きませんか? ちょうど●●展をやっていて、評判も良さそうなので一緒に行ってみたいです!
具体的に予定を提案すると、相手もOKしやすくなります。万が一、相手から「他のところに行きたい」と言われたら、先に紹介したようにどこに行きたいかを尋ねてみましょう。
誘われたときに「いいよ」と伝えたいときはどうする?
ここまで、遊びやデートの誘いに「いいよ」と返事が来たケースについて解説してきました。
一方、自分が誘われたときに「いいよ」と伝えたいケースもありますよね。しかし「いいよ」とだけ返信すると、相手は「誘いに乗り気ではないのでは?」と勘違いしてしまうかもしれません。
そこで、ここからは遊びやデートに誘われたときに、どのように対応すればよいかを解説します。
まずは誘ってくれたことへ感謝を伝える
遊びやデートに誘われたら、OKするにしろ断るにしろまずは誘ってくれたことに対して感謝を伝えましょう。たとえば、次のような会話はあまり好ましいとは言えません。
相手「〇〇さん、今度の日曜日は空いていますか? 空いていたら、〇〇へ行きませんか?」
自分「いいよ」
相手「……(誘ってよかったのかな? 嫌われているのかな?)」
一言「いいよ」とだけ返信すると、誘いに対してどのような感情なのかが伝わりにくくなってしまいます。せっかく誘ってくれたのに、「誘ったら悪かったかな?」と思われてしまうかもしれません。返事の前に、「誘ってくれてありがとう」と付け加えるだけで、良い印象を与えられます。
相手「〇〇さん、今度の日曜日は空いていますか?空いていたら、〇〇へ行きませんか?」
自分「お誘いありがとうございます! ぜひ行きましょう!」
相手「では、〇時に〇〇前集合でいかがでしょうか?」
上記のように、誘われたことに対してお礼を伝えると、その後の会話もスムーズになります。
「いいよ」は上から目線と受け取られる可能性も
気心の知れた相手の場合は別ですが、相手との関係性によっては誘いに対して「いいよ」と返事するのは上から目線だと受け取られる可能性もあります。「いいよ」と同様に、「いいですよ」と敬語にしても上から目線に感じられることもあるため、避けた方がよいでしょう。
また、自ら誘っておきながら以下のように「いいよ」と返事してしまうのも、避けた方がよいケースです。
自分「〇日は空いていますか? 観たい映画があるので一緒に行きませんか?」
相手「その日は夜から予定があるので、夕方までなら空いているのですが大丈夫ですか?」
自分「いいですよ」
相手「……(私が予定を合わせているのに)」
相手が予定を合わせてくれているのに、「いいですよ」と上から目線の返事をしてしまうと、相手が不快な思いをする原因になります。自分から誘う場合も、会話中に「いいよ」はなるべく使わないようにしましょう。
楽しみにしている気持ちが伝わる返信を心がける
もし自分が誘った側だと想像すると、せっかく誘ったのに返事が「いいよ」だけだと少し悲しい気持ちになりますよね。遊びやデートに誘ってもらえたのですから、誘われて嬉しい気持ちと遊びに行けることが楽しみである気持ちが相手に伝わるように心がけましょう。
たとえば、以下のように返信すると相手に気持ちが伝わりやすくなります。
「調べてみたけど『●●』って面白そうな映画だね! 一緒に観に行くのが楽しみだよ」
「では、〇日楽しみにしています! おかげで今週の仕事頑張れそうです!」
明確に「楽しみ」と伝えたり、楽しみにしていることが伝わるエピソードを入れたりすると、相手にも「勇気を出して誘ってよかった」と思ってもらえます。
誘いに「いいよ」と返事が来たら会話をリードしよう!
この記事では、遊びやデートの誘いに「いいよ」と返事が来たときの相手の心理や返事の仕方を紹介しました。
気になる相手から「いいよ」とだけ返信が来たら、「嫌なのかな?」「誘ったらダメだったかな?」と不安になるかもしれません。しかし、案外深い意味はない可能性もあるため、「いいよ」の返事にはうまく会話をリードしてあげるとよいでしょう。遊び・デートの日時や場所をこちらから提案することで、優柔不断な相手でもスムーズに予定を立てられます。