アイドルグループ・King & Princeの高橋海人(※高ははしごだか)が主演を務める、テレビ東京のドラマプレミア23枠『95』(毎週月曜23:06~)がクランクアップを迎え、出演者コメントが9日に公開された。

  • テレビ東京 新ドラマプレミア23『95』

第9話では、セイラ(松本穂香)の妊娠が発覚し、さらに牧野(三浦貴大)がホテルで撮影したセイラの写真が学校中にばらまかれたことにより、セイラが学校を去ることに。そして、ついに“大晦日花火打ち上げ計画”の実施日を迎えたQ(高橋)らに暴走族が襲い掛かるという不穏な展開で、最終回への期待が高まっている。

このたび、主人公・Qを演じた高橋と、チームの仲間である“星学メンバー”中川大志、細田佳央太、犬飼貴丈、関口メンディー、Qの初恋相手・セイラを演じた松本のクランクアップ写真とコメントが公開された。

また、最終回放送日の10日22時30分頃から、ドラマ公式Instagramとテレ東公式Instagramで「#キュウゴ―同窓会」と題したインスタライブを実施することも決定。高橋、細田、犬飼、関口らが参加予定となっており、これまでの放送話や撮影時の思い出などを振り返りながら、最終回の放送を盛り上げる。

コメントは以下の通り。

■高橋海人

このお話をいただいてから、キャストがどんどん決まっていって、本当にすごい人たちの中で、自分が主役をやらせていただけることがありがたいなと思うと同時に、どうやって現場に立っていたらいいんだろうっていうのがすごく不安でした。「がんばろう」と思っていたんですけど、現場に立つとすごく難しくて……やっぱり主演だからもっとみんなを明るく元気に鼓舞して盛り上げていけたらなと思っていたんですけど、とにかくがんばることくらいしかできなくて、すごく皆さんに支えてもらっているなと思いながら現場にいました。

周りの皆さんが本当にすごいから、毎日毎日刺激をもらう日々だったんですけど、そうやって、みんなからの刺激をもらって成長してみんなに刺激を与えられたQみたいに、自分もこれからいろんな刺激を吸収して、みんなに刺激を与えられる人になりたいなと心から思いました。こんなかっこいい作品に出させていただき、ありがとうございました。また、皆さんとご一緒できるようにがんばります!

■中川大志

僕自身、思い入れのある作品になりましたし、すごく思い入れのある役になりました。怒涛の日々でとても濃い時間でしたし、こういう青春を過ごせるのも、もう最後なのかなという気持ちで演じさせていただきました。すごく楽しかったです。ありがとうございました!

■松本穂香

久々の高校生役で最初はドキドキしていました。高橋さんとのお芝居が多かったのですが、すごくいい刺激をいただいたというか、初心に戻れるような感覚がある撮影でした。本当に楽しかったです!ありがとうございました!

■細田佳央太

1995年というまだ生まれてすらいないそんな時代、ある種少しファンタジックだったんですけど、撮影をしている中で、「95年ってこういう感じだったんだろうな」というのが節々に感じられました。その当時のことをスタッフさんの中でも懐かしんでる方が結構いらっしゃって、高校生役ということも含め、全部ひっくるめてすごく青春を感じた1か月を過ごさせていただきました。ありがとうございました!

■犬飼貴丈

『95』っていうドラマに出るのが小さい時からの夢で、ようやくその夢がかなったこの数か月間、とても楽しく過ごさせていただきました。本当にありがとうございました!

■関口メンディー

初の城定組ということで、僕もすごく勉強になりました。このドヨンという役が僕もすごく好きです。実は自分の人生のテーマが青春なので、この『95』という作品との出会いはすごく運命的だったなと思っております。ありがとうございました!

(C)「95」製作委員会

【編集部MEMO】
『95』は早見和真氏による同名青春小説の実写化作。「日本の音楽産業の30年」について取材を受けていたカラオケ会社に勤める広重秋久は、高校時代の話を聞かれ戸惑っていた。自分の人生を変えた29年前の”あの事件“…これまで蓋をしていたあの頃の記憶が鮮明に蘇っていく。1995年3月20日、成績優秀で品行方正な高校生だった秋久(高橋海人)は、地下鉄サリン事件をきっかけに人の死に直面し、動揺する。世界は本当に終わってしまうのか。言いようのない感情を抱え、持て余していたときに、これまで話したことのなかった同級生・鈴木翔太郎に突然呼び出される。「ぼんやり大人になって、ぼんやり死んで、お前は満足なんだな?」悶々とした気持ちを焚き付けられ、強制的にチーム(仲間)に誘われる。これは、混沌と狂熱が入り混じった1995年を、時には道を踏み外しながら心の赴くままに駆け巡った少年たちのアツい青春ストーリー。