ライカカメラは6月6日、ライカのカメラとレンズで撮影したかのような写真を撮影できるiPhone用カメラアプリ「Leica LUX」を発表した。フリー版とサブスク版の「Leica LUX Pro」を用意し、Leica LUX Proの利用料金は月額1,000円(年額10,000円)。
「Leica LUX」は、ライカのカメラやレンズを使ったかのように撮影できるiPhoneアプリ。ライカ独特の写真の世界と印象的な美しさが宿る写真の仕上がりをiPhone上で体感できる。撮影モードとして、「Automatic Photo Mode」や「ライカ ズミルックスM f1.4/28mm ASPH.」をシミュレートする「Aperture Mode」、露出やシャッタースピードなどを手動で設定できるマニュアルモードなどを搭載。加えて、機械学習と独自の画像処理エンジンにより、ライカレンズの秀逸な描写を再現し、ライカならではの美しいボケ味を表現する。
独自のカラーサイエンスとして、「Leica Standard Look」「Leica Classic」「Leica Contemporary」「Leica Black-and-White」などを採用。ライカカメラ特有の描写を再現するためのカラーグラデーションとフィルムプリセットを数種類用意している。
今後は、新しいレンズのプロファイルや「Leica Looks」を随時追加することで機能拡張を行っていく予定だ。フリー版と有償版の機能の違いは以下の通り。
フリー版
「Automatic Photo Mode」と、「ライカ ズミルックスM f1.4/28mm ASPH.」をシミュレートできる「Aperture Mode」、5種類のLeica Looksが使える。Leica LUX Pro
無償版に含まれるモードに加え、露出、ピント、ホワイトバランスをマニュアルで調整できるモードを含む。現時点では全部で11種類のLeica Looksと5種類のレンズ効果を使える。